第227話 ページ7
フロイド｢え〜？もう終わり〜？どいつもこいつも弱ッ。絞めがいがねーなぁ〜｣
アズール｢まるで無力な稚魚の群れですね｣
エース｢アズールってヤツどんだけ色んな魔法が使えるんだよ？！反則じゃん｣
ジャック｢アズールの持つ金色の契約書が、エース達の攻撃を全部弾いてんのか？｣
デュース｢くそっ、日頃自分がどれだけ得意魔法に頼ってたかわかるな⋯⋯｣
エース｢火を出さないグリムとか、ただの狸だわ｣
グリム｢ふなぁ〜⋯⋯オレ様は狸じゃねぇ〜⋯⋯きゅぅ⋯⋯｣
バタンッ⋯⋯
ユウ｢グリムーーーーーッ！｣←
エース｢アオイは普通に取られるしよ〜⋯⋯クソ〜⋯⋯｣
アズール｢皆さんはこの『
アズール｢どんな魔法を使おうが、この契約書に傷一つつけることはできませんよ。フフフ⋯⋯｣
アズール｢頭にイソギンチャクが生えている限り君達は僕の命令に従わざるを得ない。まずはこのラウンジの清掃をしてもらいましょうか｣
アズール｢次に食材の仕込みを。さあ、立ち上がってキリキリ働きなさい！｣
エース｢マジかよ⋯⋯｣
アズール｢ジェイド、フロイド。新入りの指導は任せましたよ｣
ジェイド･フロイド｢はい。／は〜い｣
アズール｢サバナクロー寮のジャック・ハウルくんにオンボロ寮のユウさん⋯⋯でしたね。君達もどうぞお引き取りを｣
アズール｢次はぜひ、お客様として店においでください。いつでも歓迎しますよ｣
ユウ｢は、はい⋯⋯｣
ジャック｢グルル⋯⋯というかアオイを返せよ｣
アズール｢⋯⋯⋯そうですね、わかりました。⋯⋯⋯あまり返したくはないですが⋯⋯｣
アズール｢アオイさん！お連れ様がお呼びですよ｣
『あっ、はい！アズール先輩、それではまた！』
アズール｢はい。いつでもお越しください。貴方ならいつでも大歓迎だ｣ﾆｺｯ
フロイド｢え〜、ペンギンちゃん帰っちゃうの〜？｣
『はい！また来ますので⋯⋯！』
フロイド｢ホント？んじゃあ、またね〜｣ﾆｺｯ
ジェイド｢お待ちしていますよ、アオイさん｣ﾆｺｯ
ジャック｢おい、お前らいったん戻って仕切り直すぞ｣
『わ、わかってるよ』
ユウ｢了解〜っ｣
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作者名：ひよこまめ。 | 作成日時：2024年3月24日 0時
