ここの生徒はどうかしてる。6【ツイステ】 (ページ43)

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第263話ページ43

エース｢マジじゃん！ラッキ〜♪拝借して、破けるかどうか試してみようぜ｣

『え⋯⋯でも⋯⋯』

グリム｢アズールのヤツ、意外とおっちょこちょいなんだゾ｣ﾆﾔｯ

『用心深いアズール先輩がそんな不注意起こす⋯⋯？しかも今まさに私達が欲してる契約書をそのままに⋯⋯』

いや、絶対におかしい。絶対に！！おかしい！！←

だって"あの"アズール先輩だよ？！

『ねぇ⋯⋯やめといた方がいいって⋯⋯』

エース｢な〜に言ってんだよ。こんなチャンス、二度と来ねぇかもしれねぇだろ？｣

グリム｢きっと大丈夫なんだゾ！｣

ユウ｢ちょっとだけ触ってみてダメだったらまた考えよ、ね？｣

『えぇ⋯⋯私は触んないよ？なんか怖いし。アズール先輩がこんな簡単に金庫にしまってるような大事な物をフラフラ〜ッと机に置くような人じゃないと思うし』

エース｢ちぇ〜｣

デュース｢アオイは用心深いな⋯⋯｣

ジャック｢まあいいだろ。アオイが嫌だって言うなら俺達で触って確かめればいいことだ｣

エース｢そ〜ね〜｣

グリム｢そんじゃ、どれどれ〜⋯⋯⋯⋯｣

ビリビリビリビリビリビリビリビリ！！！

エース･グリム･ジャック･ユウ｢あばばばばばばばばばばば！！！！！！！！｣

デュース｢ダバババババ！！｣

グリム｢ビャアアアア！カラダがシビレるんだゾォオ〜〜！｣

ユウ｢シビビビビ！！｣

『だから言ったのに⋯⋯』

フロイド｢アハハハハハハハハ！！！｣

アズール｢おやおや。電気ナマズの攻撃でもくらったかのように震えて⋯⋯無様ですねぇ、皆さん｣

ジャック｢てめーら、気付いてたのか！｣

アズール｢当たり前でしょう。机の下から丸見えでしたよ、そのフサフサの尻尾がね｣

アズール｢どうやら君達は契約書を盗もうとしていたようですが⋯⋯実は、僕以外が触れると電流が流れる仕組みになっているんです。残念でしたね｣

エース｢そ、そこまでするか？！｣

アズール｢言ったでしょう？僕の契約書は絶対に破くことはできないと｣

フロイド｢アハハハ！コイツらバカじゃん！なんで結果がわかりきってんのに挑んでくんの？｣

ジェイド｢クスッ。フロイド、そんなに笑ってはかわいそうですよ。彼らなりに、無い知恵を絞って頑張ってるんですから。フフフッ｣