ここの生徒はどうかしてる。6【ツイステ】 (ページ4)

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第224話ページ4

〜オクタヴィネル寮〜

ユウ｢うわぁ！水の中に寮がある！｣

『綺麗だよね〜！乾燥したサバナクロー寮とはまた違った良さがあるんだよ〜』ｳﾝｳﾝ

ジャック｢水の中に寮があるなんて、マジかよ！すげぇな、ナイトレイブンカレッジって！｣

『めちゃめちゃはしゃぐね？』

ジャック｢⋯⋯⋯ゴホンッ。仮にも別の寮の縄張りに入るんだ。お前らも浮かれてねぇで、用心しろよ｣

『わかってるよ〜』

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〜モストロ・ラウンジ〜

ユウ｢イソギンチャク集団は全員ここに集められたみたい⋯⋯｣

ジャック｢100⋯⋯いや、200人近くはいそうだな。それにこの場所は？サ店みてぇな⋯⋯｣

『オシャレだよね、ここ。ここは｢モストロ・ラウンジ｣っていうオクタヴィネル寮の中でやってるカフェだよ』

ジャック｢よく知ってんな⋯⋯来たことあんのか？｣

『あぁ〜⋯⋯うん。呼ばれて、少しね⋯⋯w』

ジャック｢にしても⋯⋯エース達はどこ行った？｣

パチンッ

わっ、電気が消えた⋯⋯

カチ⋯⋯

アズール｢これはこれは。成績優秀者上位50名からあぶれた哀れな皆さん。ようこそ『モストロ・ラウンジ』へ｣

アズール｢皆さん僕のことはよ〜くご存知でしょうが、改めて自己紹介を。僕はアズール・アーシェングロット｣

アズール｢オクタヴィネル寮の寮長であり、カフェ『モストロ・ラウンジ』の支配人であり、そして⋯⋯今日から君達の主人(あるじ)になる男です｣

ジャック｢⋯⋯⋯なんだって?｣

『主人⋯⋯?』

アズール｢君達は僕と勝負をして、負けた。契約に基づき、これから卒業までの間、僕の下僕として身を粉にして働いてもらいます｣

エース｢ちょっと待った。こんなん詐欺だろ！｣

アズール｢たしか君は、1年生のエース・トラッポラさんでしたね。詐欺だなんて人聞きが悪い｣

アズール｢僕は契約通り君に完璧なテスト対策ノートを渡したはずですよ。しっかりこなせば、90点以上は取れたはずだ｣

エース｢ああ、確かに取れたぜ、92点！｣

アズール｢それは良かった！お役に立てたようで何よりです｣

エース｢でも、対策ノートを渡した相手がこんなに居るなんて話は聞いてねーよ！｣

デュース｢エースの言う通りだ。これじゃ、いくら対策ノートを貰ったって上位50名に入れるわけないじゃないか！｣

グリム｢みんなが90点以上じゃ、85点とっても赤点の時と順位が変わらねぇんだゾ！｣