ここの生徒はどうかしてる。6【ツイステ】 (ページ25)

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第245話ページ25

〜サバナクロー寮〜談話室〜

レオナ｢却下だ｣

『即答された！ジャック〜⋯⋯(泣)』

ジャック｢レオナ先輩⋯⋯そんな即答しなくても⋯⋯｣

レオナ｢ウチの寮はペットの持ち込みも禁止してる。毛が落ちるからな｣

グリム｢嘘つけ〜〜〜！！オマエらの方がオレ様よりよほど毛がフサフサしてるじゃねぇか！｣

『そうだそうだ〜！』

ラギー｢それはそれ、これはこれッス｣

『ラギーせんぱぁい⋯⋯(泣)』

ラギー｢あーもー。泣き虫な仔猫ちゃんはどこの誰ッスか〜｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

『ここですぅ〜⋯⋯(泣)』

ラギー｢否定はしないんスね⋯⋯｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

レオナ｢だいたいな。空き部屋の掃除なんか何ヶ月もしてねぇし寮生共のガラクタ置き場になってんだろ。3匹もどこに置いとくつもりだ｣

ユウ｢申し訳ない⋯⋯｣

ラギー｢⋯⋯あ、そうだ。コイツら、レオナさんの部屋に置いとけばいいじゃないスか｣

全｢はあ！！？？｣

レオナ｢おい、ラギー。言葉は慎重に選べよ。口を縫い合わされたいのか？｣

ラギー｢だって、レオナさんは部屋に召使いがいるのとか慣れっこでしょ？宿代代わりに、身の回りのお世話は全部ソイツらにやらせればwin-winじゃないスか｣

レオナ｢ガルル⋯⋯ラギー、テメェ⋯⋯｣

ラギー｢いやぁ〜、オレ、まだ寮対抗マジフト大会の時の傷が癒えきってないんスよね〜｣

ラギー｢魔法薬を飲んでまで魔法使ったからハードワークはしんどくて。なにせ、レオナさんの"ために"命まで張っちゃいましたから｣

ユウ｢"ために"って強調したよね｣ｺｿｯ

『うん、絶対した』ｺｿｯ

ラギー｢コイツらがレオナさんのお世話を手伝ってくれれば治りも早くなる気がするなぁ｣

レオナ｢⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯チッ。小賢しい野郎だなテメェは｣

ラギー｢やだな、嘘じゃないッスよ。シシシッ！｣

レオナ｢だが、そう簡単に俺の傍に置いといてやるわけにはいかねぇな。おい、テメェら、ちょっと来い！｣

ｻﾊﾞﾅ寮生A｢ハイ、お呼びですか寮長！｣

ｻﾊﾞﾅ寮生B｢あ、テメェらマジフト大会前にサバナクローにスパイしに来てた奴らじゃねぇか｣

ｻﾊﾞﾅ寮生C｢逃した獲物が自分で帰ってきた！へへへ！｣

『図体だけでかい奴らがなんか言ってる〜』←

ｻﾊﾞﾅ寮生A｢なんだと？！｣

レオナ｢ウチの寮生と勝負しろ。勝ったら、小間使いとして置いてやってもいい。たった3日と言え、サバナクローにか弱いお荷物を置いとくつもりはねぇんでな｣

『望むところだこんにゃろー！』←