ここの生徒はどうかしてる。6【ツイステ】 (ページ23)

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第243話ページ23

〜オンボロ寮〜玄関〜

ジェイド｢それでは、皆様準備はよろしいですか？｣

『多分大丈夫でーす』

フロイド｢じゃあねぇ、ペンギンちゃん、小エビちゃん、アザラシちゃん。達者でー｣

ジェイド｢ああ、もし宿にお困りでしたらご相談ください。オクタヴィネル寮のゲストルームは、1泊1万マドルからリザーブ可能ですので｣

フロイド｢ペンギンちゃん、風邪ひかないようにね〜️♡｣

『そんなこと言うなら宿貸してくださいよ⋯⋯』

ジェイド｢ふふふ。僕らにも"タチバ"というものがありまして｣ﾆｺｯ

『むぅ⋯⋯』

ギィ⋯⋯⋯⋯バタン！

『そ、そんな力強く閉めなくても⋯⋯すぐ壊れちゃうんですからね？！』

グリム｢オイ、ちょっと待て！アザラシって？今のアザラシってオレ様のことか〜〜〜〜〜〜〜？！｣

ヒュ〜⋯⋯⋯

グリム｢⋯⋯ウウ、今日からこの寒空の下野宿かぁ⋯⋯辛いんだゾ⋯⋯｣

『誰のせいだと思ってんだか⋯⋯』

ユウ｢まあまあ、とりあえず屋根のあるところ探そ？｣

『わかった⋯⋯』

タッタッタッ⋯⋯⋯

デュース｢おーい、アオイ、ユウ、グリム！｣

グリム｢ふなっ！オマエ達、もしかして助けに来てくれたんだゾ？！｣

エース｢んー。グリムはともかく、アオイ達が宿無しになるのは、まあ、オレ達にも原因はあるし？｣

エース｢野宿して風邪でも引かれると寝覚めが悪いっつーか｣

グリム｢オメー、ほんと素直じゃねぇなあ｣

『そこがエースの可愛いとこじゃ〜ん♡ねぇ〜、エースぅ〜』

エース｢るっせぇ！////｣

デュース｢ローズハート寮長に、話はつけてある。僕達1年生の4人部屋でいいなら雨風をしのげる場所は提供できるぞ｣

ジャック｢お前ら、4人部屋にさらに2人と1匹を押し込めるつもりか？しかもアオイに関しては女だぞ。ハーツラビュルに空き部屋はねぇのかよ｣

デュース｢ウチの寮は退学者も留年者もいないから常に満員状態なんだ｣

ジャック｢⋯⋯なら、サバナクロー寮に来るか？｣

三馬鹿｢エッ！！！！！？？？？｣

『い、いいの？』

ジャック｢アズールとの交渉に付いていってやると偉そうに言っておいて、結局何もできなかったからな。マジフト大会の時の借りもあるし、レオナ先輩達も断りゃしないだろう｣

『ジャ、ジャック〜〜〜⋯⋯！！✨好きーー！！』ｷﾞｭｯ

ジャック｢なっ、おい！！////｣