44 ページ44
宮舘side
阿「舘さん、これなんだけどさ、、」
舘「あ〜こっちじゃない方がいいかもね。」
阿「だよね。でもさ、、」
舘「あ〜、、そっか、」
阿「あ、呼び出しだ。」
医局でちょっとした話をしていたら、
突然に鳴った阿部のPHS。
阿「はい、小児科阿部です。、、はい、はい、、」
明瞭に返事をした阿部の顔は会話が進むにつれ、
徐々に曇っていく。
阿「、、はい？、、トイレにも、フロア中どこにも？、、
、、外に出たかも？、、
はい、分かりました。すぐに探しに行ってきます。
、見つかったら連絡お願いします。」」
そう言ってPHSを切った阿部は、
阿「、、佐久間と目黒がいないって。」
目を真ん丸にして、俺に報告してきた。
舘「、、え？」
阿「外出たかもって、、俺探しに行ってくる。」
舘「俺も行くわ。車出すから、探しに行くよ。」
いざという時の為に救急バックを背負って、車を出した。
阿部を助手席に乗せて、
舘「どこにいそうとか分かる？」
阿「、、ええ、、分かんない。
次左折かな、、、」
首をくるくる、目をきょろきょろさせて、
2人を探す阿部。
しばらく走って、ある横断歩道に差し掛かった時、
舘「赤だ、、」
目の前の信号が赤に変わった。
阿部がケータイのマップから窓に視線を移すと、、
阿「ああ！いた！！行ってくる！」
そう叫んだ阿部の視線の先には、
ケータイを覗き込みながら横断歩道を歩きだした二人。
阿部は車を飛び降りて、
ふたりのところへ。
と、その瞬間。
視界の端からあり得ないスピードで車が突っ込んできた。
その車は三人を巻き込んだ形で、
ぎゅっと止まった。
、、、え、、？、、
とりあえずパニックになりながらも、
、、、車、、、
乗っていた車をすぐそこのコンビニに停めて、
舘「すみません。医師です。通してください。」
さっきの場所へ行くと、人だかりに囲まれていた阿部。
その側には例の二人が座り込んでて、
舘「阿部？阿部？、、、分かる？」
阿「だて、さ、、、」
そう言い残すとガクッと俺の腕のなかで意識を失った阿部。
、、これはまずい、、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 893人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リク - リクさん» このリクエストをさせて貰っていたのですが、先日上がられていたお話とほぼ同一なので飛ばして頂いて大丈夫です。これからも応援しています！ (2022年9月1日 1時) (
レス) id: 10dd0cfc1b (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 更新ありがとうございます！次も楽しみにしてます！ (2022年8月27日 20時) (レス) @page50 id: 3cc41f316a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんりお(プロフ) - めめらうリクエストに応えてくださりありがとうございました！とても萌えました！暇な時にこんなリクエストあったな~レベルで書いてください！新しいリクエストは目黒くんの高校生になった頃のお話が読みたいです！めめらう多めだとありがたいです！ (2022年8月25日 23時) (レス) @page23 id: 96a6f99a88 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - 康二くんの患者役が読んでみたいです!! (2022年8月25日 8時) (レス) id: ffa71fff55 (このIDを非表示/違反報告)
qazwsxedc(プロフ) - いつも楽しく読まさせていただいています！ 医者だていわふか 看護師こじさくラウ 患児めめなべあべ が読んでみたいと思います。 (2022年8月25日 1時) (レス) id: 9854f34091 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：(名前)
| 作成日時：2022年8月4日 13時
