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阿部side
中華料理店の赤い看板を目印に車を止めて、
橋の下に向かうと、
丸く、小さくなってる目黒。
阿「目黒？分かるかな？先生来たよ、、」
目「、、、あぅぅ、、んん、、、、」
震えは止まっていて、
反応は鈍い。
阿「病院戻ろうね。」
服はびちょびちょで風も強い。
気化熱で、体温はどんどん失われていく。
さっさと戻そう。
阿「抱っこするよ。ごめんね。」
持ってきていたバスタオルで包んで抱っこして車に連れて行った。
あとの３人は舘さんがバスタオルをひいた車の後部座席に座らせてくれた。
舘「濡れた服全部脱いで、
ブランケットに包まりな。」
車の中は暖房で温めておいたから、
３人は素直に上下の濡れた服を脱いで、
ブランケットに包まる。
阿「めめ？服脱げるかな？」
隣に座らせた目黒に聞くけど、
まったく反応はない。
呼吸も弱くなってきている。
舘「脱がそうか。
目黒？服脱ぐよ。」
服を脱がせると、パンツまでびちょびちょ。
阿「パンツもごめんね。」
濡れた体を軽く拭いて、ブランケットをかける。
舘「目黒？ちっくんするよ。」
温輸液を落として、声をかけ続ける。
阿「あったかい点滴落としてるからね。
がんばろうね。」
舘「お尻ちょっと気持ち悪いよ〜、、」
深部体温を測るための直腸体温計を挿す。
阿「すぐあったかくなるよ〜、がんばろうね。」
舘「あ、出た、、32℃」
阿「そっか、、、寒いね〜、、病院まで頑張ろうね〜、、」
康「救急入り口着きました。」
阿「康二、ありがとう。３人任せるわ。
目黒？わかる？病院着いたよ。」
抱っこして処置室に運ぶ。
処置室では電気毛布に包めて、
温めた酸素を通す。
阿「ちょっとお腹気持ち悪いよ。」
胃や、尿道に管を通して温めた液を注入する。
舘「上がってきた、上がってきた。」
呼吸もいつも通りに戻ってきた。
阿「目黒？分かる？」
目「、、せんせぇ、、、、」
阿「おお、分かるね。良かった。」
ひとまずピンチは脱出した。
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菜月(プロフ) - リクエスト失礼します、ふっかさんの体調が安定しない中チアノーゼがでて呼吸困難になってしまう話が読みたいです！毎日更新楽しみにしております！大学もあって大変かと思いますが頑張ってください！ (2021年10月26日 12時) (
レス) id: d16083ab3e (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - リクエスト失礼します最初は同室の3人が同時に体調を崩している中、一人だけ割と元気だった深澤くんが段々体調を崩してしまう中、周りがバタバタしていることで体調不良を言い出せずかつ周りも異変に気づけず発作が出てしまいかなり悪化してしまうお話が読みたいです！ (2021年10月25日 12時) (レス) id: 36dc9bfe20 (このIDを非表示/違反報告)
ざりがに(プロフ) - リクエスト失礼します翔太くんがずっと高熱続きで骨髄穿刺をすることになるお話がみたいですでも薬の関係で寝る麻酔が使えない…って感じにしていただけると嬉しいです (2021年10月25日 6時) (レス) id: e29687a56f (このIDを非表示/違反報告)
りん - めめと佐久間くんは一時帰宅、翔太くんは調子悪い日が続いてるから、と別の部屋に移動になっていて、ひとりになったふっかさんが寂しさからか(表では寂しそうな素振り見せない)、心因性の熱が出てしまい、熱高いと負担かかるから、と解熱剤入れられる話を読みたいです。 (2021年10月22日 20時) (レス) id: 474268e9a8 (このIDを非表示/違反報告)
うみ(プロフ) - 翔太くんが直腸体温計での検温中、挿入時の不快感で動いてしまったせいで勢いよく体温計が入り傷をつけてしまうというお話をお願いします。青くんは突然の激痛に絶叫した上、直腸診と座薬も追加されてしまうという流れでお願いします。 (2021年10月19日 17時) (レス) id: 45061e3884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(名前)
| 作成日時：2021年10月15日 0時
