雪の降る病院１4

rampage ページ1

阿部side




阿「めめ？大丈夫？あ〜、、気持ち悪いね。

我慢せず出しちゃおうね。」






目黒が治療期間になって、





不安定だからラウに時間置いて見てもらってたんだけど、





投薬2時間後にラウからのお呼び出し。







急に吐き気を催したらしく、




ガーグルは間に合わず。









そのままベットに大きな池を作ったらしい。






そんなことになったもんだから、




もう号泣よね。








元々あった気持ち悪さと、




ベットを汚してしまった悔しさと、






いろいろ感じるものがあったらしく、




ベットを汚してしまったときに感情が爆発。








俺が病室に入ったころには、



ラウに背中をさすられながらギャン泣き。






泣くともっと気持ち悪くなるだろうからやめてほしいんだけどね。









シーツ交換とかいう範囲じゃなく派手に汚してしまっているから、




片づけの為に処置室に行く流れになった。







阿「めめ？お布団汚れたの交換したいし、


お着換えもしないといけないから、



処置室行こうか。」






ギャン泣きしながらも首をコクっとして素直に着いてきてくれた。





鼻をぐずぐずしている目黒を処置室に座らせる。






阿「ラウ、吐き気止め準備して。」





ラウに吐き気止めの点滴を用意してもらっている間に




俺は持ってきた服に着替えさせる。







阿「めめ？ベタベタするからお着換えの前にお手手洗おう。」




目「、んん。」







吐いちゃったものが手にべっとりついてるから水道で洗ってもらう。







阿「はい、上だけ汚れてるから脱ごうね。」







前開きのボタンをゆっくり外す目黒。



ぐずついてるから遅いな。






阿「先生お手伝いするね。」




ボタン外しに俺が手を出すと仰々しく俺に身を任せた。







阿「はい、脱ぐよ。」





袖を引き抜いて脱衣はおしまい。







脱いで見えた腕には、大量の絆創膏と傷痕。






使える血管ないかもな〜、、









吐き気止め、座薬も用意してもらお。




阿「ごめん、吐き気止めサポでも用意して。」




ラ「はい。」






グズグズの目黒に伝わらないように座薬っていう名称は伏せてね。

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