烏野2年マネ 5 (ページ47)

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20－14 ページ47

Aサイド

黒尾「先ずは意識しろ､指の先まで力を込めろ絶対に吹っ飛ばされないように」
鉄郎の真似を横でしてみる
手はどこに出すべきなんだ?上?
黒尾「んで､手は上じゃなくて前に出せ､前にだ」
そう言って私の腕を後ろから掴んで前に出させる
『鉄郎､これってキルブロック?』
黒尾「そーだ､そんでうるせぇフクロウを黙らせろ!!」
木兎「やってみろや!!」
『だってよ､蛍』
月島「何でニヤニヤしてるんですか?」
『ん〜､蛍が自分から取り組もうとしてる所見てると嬉しくなったから』
月島「…それよりAさんはブロックネットに届くんですか?」
ほぉ､私を煽るんですか?蛍ｸﾝよぉ…
『ちょっと､コタ!!スパイク打って､止めるから!!』
木兎「おっしゃ!!何本でも打ってやるぜ!!」
黒尾「んじゃ､メガネ君は俺と練習な」
月島「月島です」
黒尾「いいだろ､メガネ君でもなんでも」
鉄郎もちょっと嬉しそうな顔してる､彼はまぁ蛍を揶揄うのが楽しいんだろうけど…

木兎「行くぞ〜!!」
赤葦「まだ､俺が良いって言ってないですよね?」
『やるって行ったらやる!!ハイ､お願いします!!』
赤葦「全力でやらせる気かよ…」
とかぶつくさ言いながらでもちゃんとコートに立ってくれるのが京治のいい所だと私は思いたい……
久しぶりだな､こんなに熱中して目の前の壁を乗り越えたいって思うの

ﾋｭｯ

今度は少し低めのボールが上がった京治はしっかり目でボールを追っている

ｷﾕｯ

ﾊﾟｼｭｯ

踏み切りと同時に出されるトスこの時点で私も床を踏み切るっ…

ｷｭｯ

ネット近くに人がいる事で圧力は出るけどコースを防ぐ事は出来てない､1歩下がれば不格好だけどワンタッチが上手く行けば､相手コートにブロックを返せる!!

ﾊﾞｼｯ

ﾀﾞﾝｯ

木兎「クッソ〜!!」
『ヨッシャ!!』

ボールは京治のちょっと前に落ちた

月島「え…」
『どーだ?見たか?!私だって飛べんだよ!!』
月島「……ｽｺﾞｲﾃﾞｽﾈ」
認めたくないんだろうね!!声がちっさいけどまぁ私は優しい先輩だからね!!聞こえましたよ!!向こうのコートでやってても聞こえたからね?!
『もう1回!!』
木兎「良いぞ!!」
赤葦「Aも際限無いとか聞いてない…」
コタと比べて常識はある方ですけどね!!!!

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地震が発生したようですが､皆さん大丈夫ですか?
津波注意報も出ているようですのでお気をつけ下さい

作者コッシーより