烏野2年マネ 5 (ページ38)

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Aサイド

宮ノ下「お疲れ様です」
そう言って食堂にクーラーボックスを持って入ってきた英里
『お疲れ様〜』
宮ノ下「お疲れ､じゃあスイカどんどん入れてって」
『了解､てかこれさ､何?割るの?皆で』
谷地「私､スイカ割りした事無いんですけど大丈夫ですか?!」
白福「私､16連射で割れるよ〜」
『雪絵さん､高〇名人の生まれ変わり?!』
宮ノ下「まだ亡くなってないでしょ､名人…一応ボックスの中で少し冷やしてから切っていく感じかな」
『私､切ってみたい!!』
白福「結構力いるよ?」
『大丈夫です､私ちょっと呼吸使えるんで!』
宮ノ下「指だけは切らないでよ?」
英里さんよ､私を舐めちゃいかんよ?私は文化祭の準備中にハサミで自分の指切るんだから!!
谷地「だ､大丈夫だっだんですか?!」
『うん､何ともなかったよ』
焦る仁花を抱きしめたくて堪らない…この感情どうにかして!!

【数分後】

大滝「よし､コレでスイカ全部運べたかな?」
雀田「で､毎年恒例どうやって切るんだ問題」
清水「取り敢えず半分に切って見る感じでどうかな?」
『私､切ってみたいです!!』
宮ノ下「ってさっきから言い続けてるんで1回だけ切らせてあげて下さい」
白福「頑張れ〜」
大滝「左手はちょっとスイカ抑える感じでね?!」
雀田「毛がだけはしないで!!」
清水「無理だったら変わるからね?」
こんな美人さん達に応援して頂けるだけで私は幸せでございます､神様､ありがとう……私幸せ……
『では､行きます…スイカ入刀』
なんて言ってふざけてるけど緊張してる､これは流石に怖くなってきたぞ…行けるか?脳内の私もふざけるしかなくなってきた…もういいよ､言っちゃっていいよ?スイカの呼吸!!って言っちゃってもいいよね?てか､硬っ!!何コレ?!バカ硬いじゃん!!ちょっと下弦の蛍の首みたいに硬いんだけど?
『そいっ……やっ…』
烏野の中で剣士の方いらっしゃいます?誰でもいいんです､研磨でも､〇野さん…いや違う､大地さんでも良いんです､ちょっと方向性変えて蛍､アンタ言葉で何とかするとか出来ない?龍か忠の良い声でラップして頂いて破壊は?!
『ちょっと……何で……切れないのっ……!!』
ﾀﾞﾝｯ
硬いものに当たった音がした…って事は…
『切れた!!スイカが切れた!!』
谷地「A先輩凄いです!!」
『やったよ!!仁花!!私できた!!』
清水「Aちゃん､出来たは良いんだけど…」
大滝「何か､怖い…」
白福「やったって言うか殺ったよね…」
雀田「自首しよ､今なら間に合う」