烏野2年マネ 5 (ページ4)

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Aサイド

猛「とーるこんな写真が嬉しいのか?」
『ダッセ』
及川「俺､先輩!!」
にしても飛雄は何でわざわざ嫌いな人の所にまで来たの?もしかして…
影山「あ〜､あの…もし大会が近いのに…えっと…」
バカで口下手な飛雄がどうにかして説明しようとしてる…可愛い…私の幼なじみ可愛い…
及川「…何か相談したいなら下手くそな例え話辞めて直球で来なよ」
そう言われた飛雄は予想した通り翔陽の速攻の話をしだした
及川「へぇ､出来たら凄いじゃんやれば?」
やる気無さすぎだろ…幾ら何でも後輩なんだから…“元”だけど…
影山「そんな簡単に言わないで下さい!日向にはまだ技術も何もないんですよ?!」
及川「だから“俺の言う通りに動いってろ”って?それじゃまるで独裁者だね」
とーるパイセンは私と同じ事を飛雄に言った…攻撃の軸を握るのは飛雄じゃない､翔陽だ…そしてセッターらしい事も言っていた…
翔陽の欲しいトスに100%応えたか､その努力をしたか…出来てたら今頃私達はここにいない
及川「それが分からないならお前は独裁の王様に逆戻りだ､行くよ猛､A」
『ごめん､猛私は飛雄といるからパイセンと帰って貰ってもいい?』
猛「分かった､またね!!Aししょー!!」
『うん､またね』
腕をブンブン振る猛を笑顔で見送る
『…ねぇ､飛雄…』
声を掛けても何も言わない…ヤバい…コレは大分心に来てるヤツだ…
『飛雄!!飛雄ってば!!ねぇ……おいコラァ!!』
と言って腹に1発拳を入れる
影山「ゔっ…ってぇ､何すんだよ?!」
何でキレてんの?声掛けても反応しなかったから心配したのに!!
影山「お前帰らなくていいのかよ?」
『…』
心配してくれるのは良いんだけど､それは聞かないで欲しかった…
飛雄だから無理だと思うけど…
影山「…ウチくるか?」
『行く』
流石私の幼なじみ!!天才ね!!
影山「その前に学校行っていいか?」
『え､何で?』
影山「体育館の点検終わってるか見たい」
……前言撤回､コイツただのバレーバカだわ…

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作者のコッシーです!
なんとこの作品順位が着きました!!ありがとうございます!!
これもAさんのお陰です｡これからも宜しくお願い致します。