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Aサイド
木兎「だろぉ?俺とAってそっくりだよな!!お前見る目あるな!!」
そっか、コタは私と似てるってあんまり言われた事無いんだ……
何かちょっと嬉しいかも…
月島「…それで、何で僕なんですか?練習なら他にもいるじゃないですか、Aさんも親戚なんだから手伝ったりとか…」
親戚ってだけでマネの私が練習に付き合うとでも?
月島「Aさんですもんね」
そのメガネ叩き割ってやろうか?
赤葦「落ち着け、野生化するな…木兎さんのスパイク練際限ないから皆逃げるんだよ」
黒尾「俺とAは
ちょっと後ろでへばってるリエーフを見せるクロ先輩
灰羽「だからァ…俺がブロック飛びますってば〜!!」
黒尾「ウルセェ!!音駒でレギュラー取りたかったらまずそれなりのレシーブ力付けろ!!」
『基本できてないと、応用できないよリエーフ』
灰羽「Aさんまで…」
黒尾「見えないかもしれないけど
赤葦「三本の指にはギリギリ入らないですけどね」
黒尾「ドンマイ」
『精神年齢3歳』
木兎「落とすなら上げないでください!!お前に至ってはバレー関係ねぇだろ!!A!!」
『え?日本語喋ってくんない?聞こえない、なーんも聞こえない』
キャイキャイ叫ぶコタを横目に蛍の様子を伺う
偶然、蛍がのここを通ってくれたのはナイスタイミング…このチャンスを逃さず自主練に参加してくれたら…このバレーバカの力を借りて少しでもやる気を出してくれたら…
黒尾「それにキミ、ミドルブロッカーならもう少しブロックの練習した方が良いんじゃない?」
そう言って挑発するように微笑むクロ先輩
……カッコよ…
いや、違う!!今はそんなこと考えんな、A!!少し心臓の鼓動が速いだけで大丈夫だ…落ち着け…兎も角、蛍はこの類いの煽りに弱いハズ…
そう思って蛍を見ると…何か半ギレ状態で体育館側に入って来る
木兎「『おぉ…』」
コタと二人でクロ先輩にサムズアップをする
ヒユッ
キユッ
バンッ
木兎「もう一本!!」
ヒユッ
キュッ
ダンッ
木兎「もう一本っ!!」
コタ対蛍の1枚ブロックの戦いが繰り広げられ只今9本目
ヒュッ
キユッ
蛍がコタのスパイクをストレートと判断したのかドシャットに切り替えたけど…
バチッ
木兎「っシャアアア!!」
『1枚ブロックで調子乗んな』
木兎「別にイーだろ!!」
と言ってむくれるコタ
子供かよ
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作者名:コッシー | 作成日時:2022年1月17日 21時