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Aサイド
木兎「オラァ!!」
京治のトスでスパイクを打つコタの声でコートに目を向けることが出来た
危うくマジで倒れる所だった…悔しいけど今はコタに感謝…
バシッ
ダンッ
大地さん、蛍のブロックの間をすり抜けたスパイク
ピィーッ
12−25
で烏野の負け
猫又「ふむ…」
『蛍の事?』
黒尾「蛍ってあの眼鏡ノッポ君の事?」
『そうです』
猫又「あぁ…アイツは練習中はどんな感じだ?」
蛍か…私からしたら蛍は恵まれた身長だしもっと前に出てもいい感じのブロックだと思うんだけなぁ…
『入部してからずっと気がかりな事があって…』
直井「気がかり?」
『はい、やる気がそんなに無い?って感じがして…何て言うんだろ…戦略的な無気力とかじゃないんですよ、体力温存型とかじゃない…感じ?』
黒尾「元から体力無いとかじゃなくてか?」
『どうなんでしょ…ミドルブロッカーだからそれはあんまり考えにくいって偏見かもしれんけど…ってアレ?音駒は次審判ですか?』
黒尾「そーそ、だから二人で一緒に試合見ような」
その二人でを強調すんの辞めて下さい…意識そこにしか行かなくなるでしょ!!
『う、生川と森然はサーブもブロックも凄いですけどやっぱり生川はサーブ&ブロックを使えるのが良いですね』
黒尾「あぁ、サーブで崩して相手の攻撃手段を絞ってブロックで仕留める…サービスエースの次に出来たら良いなって技だからな〜」
『烏野もできるといいな…』
黒尾「手強くなるなwwま、ブロックされても繋げるけどな」
そう言ってニヤッと笑うクロ先輩がかっこよすぎて軽く爆発するかと思った
木兎「オーイ、A!!見てたか?!俺のスーパースパイク!!」
『見てた見てた、凄かった』
黒尾「あしらい方がプロだろ」
これ位調子に乗ってる時はこの適当さが丁度いい
木葉「おい木兎、勝手に他校のマネに声掛けてんじゃねぇよ」
そう言って走ってきたのはサラッサラな茶金髪をした人
『いえお気になさらず…コイツいとこなんで』
木兎「コイツってなんだよ!!ちゃと名前で呼べよ〜」
どうしよう…このウザ絡み…面倒臭ぇ…
木葉「え?!いとこ?!似てねぇ…」
黒尾「あ〜わかるわw俺も最初見た時全然似てねぇなって思った」
木葉「だよな!!あ、俺、木葉秋紀ウィングスパイカー」
『烏野2年の菅原Aです、下の名前で呼んでください』
木葉「んじゃ俺も下の名前でいいぜ、よろしくなA」
『お願いします、あっきー先輩』
黒尾「…」
むくれてるクロ先輩がギャップ萌え
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作者名:コッシー | 作成日時:2022年1月17日 21時