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Aサイド
【夜 影山家】
影山「A、練習手伝ってくれ」
『え、どこで?今から体育館行くの?』
まさか不法侵入でも犯すつもりで?これ以上成績下げられたら私進路が危ういんですけど!!
影山「違ぇよ、庭でやんだよ」
そう言ってリビングの大窓を開け、ボールを持っでも外に出る飛雄
『懐かし…』
冬とか雪積もるから美羽と飛雄と三人で雪だるまとか作ったなぁ…そっから風邪ひいて怒られるまでが一連の流れだったっけ…
影山「ボール、いいか?」
『ん、待って』
飛雄からボールを受け取る
『行くよッ』
ヒュッ
山なりに投げたボールを捉えた飛雄…
トンッ
ボールは斜め上に飛んで飛雄の後ろに落ちた
『もう少し勢いをころすようにしないと』
影山「おう」
そう言ってボールを取る
『もっかい行くよ?』
ヒュッ
ボールが飛雄の所にやって来る
トッ
影山「シャッ!!」
1回のアドバイスで出来るなら勉強も…
影山「もう1回!!」
バカだから良いか、可愛いし
てかそのもう1回って…翔陽のやつじゃん…どんだけ影響されてんのよ…でも、お互いが影響し合って成長して行ってるのかもしれない。翔陽のお陰で飛雄は王様から抜け出そうとして、飛雄のお陰で翔陽はもっと上へ向かいたいって思える様になったんだ…凄いな…
影山「オイ、A」
『分かってるってッ!!』
そう言ってボールを投げる
影山「そんなにキツく投げんな…!!」
『バカね!!試合中誰もがアンタに優しく投げる訳ないんだから!!』
影山「ウルセェ!!」
あ、ボール乱れた
どんなメンタルでもちゃんと打てないと、パイセンと当たった時大変だよ?
影山「分かってる!!」
パイセン地雷なんだwww知ってたけどwww
こんなにキレられたら笑えてくるわwww
ドスッ
『痛ってぇぇぇぇぇぇぇ!!』
側頭部にサーブをぶち込んできたんだけど?!この
影山「お前がうぜェ顔するからだろ」
『直接的!!』
オブラートに包めないの?!頭湧いてるでしょ!!乙女に対する態度じゃないじゃん!!美羽になんも教えてもらってないの?!
影山「おぶ…?美羽は何も言ってなかったぞ?お前と違うからな」
天然で煽ってるのかな、君は?違ったらはっ倒すぞ?
てか、オブラートとか知らなくて大丈夫?どうやって高校入った?
そりゃ
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作者名:コッシー | 作成日時:2022年1月17日 21時