0℃(�将�) ページ28
禪院先輩と呼ばれる人物はダラダラと汗をかきながら
｢は や く 言 え や
これじゃ私が血も涙もねぇ鬼みてぇだろ！！｣
と叫んだ
｢実際そんな感じだぞ！？｣
｢ツナマヨ｣
……コントかな？？？
と流夏が考えている横で
何あの人たちと野薔薇が恵に質問する
｢2年の先輩｣
禪院先輩
呪具の扱いなら学生1だ
｢甘やかすだけが優しさかね｣
呪術高専2年 禪院真希
呪言師 狗巻先輩
語彙がおにぎりの具しかない
｢すじこ｣
呪術高専2年 狗巻棘
パンダ先輩
｢でも優太といる時は少し丸くなるよな〜｣
呪術高専2年 パンダ
｢あと一人乙骨先輩って唯一手放しで尊敬できる人がいるが
今海外｣
アンタ、パンダをパンダで済ませるつもりか
なんていいツッコミをする野薔薇の隣をすっと通り抜ける人物が1人
その人物はそのまますとんと結楽の隣に腰を下ろす
｢高菜…｣
その人物、狗巻棘は結楽の顔を覗き込むと
結楽を自分の方に引き寄せぎゅーと抱きしめた
そして、大丈夫だよと言うように頭を撫でる
そんな棘に結楽は
『……っ』
ぽろぽろと涙を流していた
その光景を見た1年達はとても驚いた
恵は、他のやつよりも付き合いは長いが、泣いているところを見たのは初めてだと
野薔薇は、この子って普段喋らないし、表情もあまり変わらないからそういうのが気薄なんだと思っていたと
流夏は、さっきまでは涙を流す素振りもなかったのに、泣いてばかりの自分のせいで泣くことが出来なかったのではないか
そして、しっかりしていると思っていた結楽も泣くのかと
実際、結楽が泣いているところを見たことがあったのは五条と棘だけだ
それほどに結楽は弱みを見せたがらないから
真希の事もパンダの事も大好きだが、それことこれとはちがうと、そう考えていた
じゃあ何故2人が知っているのか
五条は、結楽を助けた際に両親の死に耐えられなかった結楽が大泣きしたから
棘は、結楽を安心させるのが上手いのか、怪我をしたり病気になったりしても強がっていた結楽の気を緩めさせ、涙を流させることで感情の爆発を防いでいたから
それ以来、2人の前では泣くことができるようになったのだ
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かふぇもか(プロフ) - プスメラさん» プスメラさんコメントありがとうございます！オチをどちらかにするかは悩み中です、結構見切り発車で書いてるのでその流れで勝手にキャラが作者の意志関係なくくっつく可能性があるので絶対こっちとは言いきれません(°д°)ですがなるべく五条よりになるように頑張ります (2021年1月30日 19時) (
レス) id: bd89c5c3ad (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - できれば五条悟オチにしたいです。お願いします (2021年1月29日 12時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - かふぇもかさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月29日 12時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇもか | 作成日時：2020年11月21日 0時
