氷と炎が交わる日 ページ12
五条が、悠仁を気絶させる
そして五条に対して悠仁をどうするべきかという質問を投げかける
｢……仮に器だとしても、呪術規定にのっとれば虎杖は処刑対象です。
でも、死なせたくありません｣
｢……私情？｣
｢私情です。
何とかしてください｣
｢クックック
かわいい生徒の頼みだ
任せなさい｣
ビシッと親指を立てながらドヤ顔で答える五条
｢ところで……君は？｣
ビッと流夏を指さしそう聞く
｢焔村流夏、ですけど……｣
｢そいつなんか、呪霊見えてるみたいで
さっき校舎の方で火出してました。｣
｢炎の術式、この時期に半袖……
結楽！ちょっとこっちおいで！｣
壊れた校舎をぼーっと眺めていた結楽を五条が呼ぶ
｢この子に触ってみて
ほら君も、手出して｣
結楽と流夏は向かい合い、お互いに手を伸ばす
目を合わせただけでもどこか身体がザワつくのを感じる
本能が相手を求めているような、そんな、感覚。
手が触れた瞬間結楽が今まで感じていた凍えるような寒さと、流夏の燃えるような暑さが辺りから消え去った。
｢……！
え、あれっ！？
暑くない……！！
かと言って寒くもない、なんかちょうどいい？｣
『……！』
今2人は手を繋いでいる状態
五条はそれを見て、やっぱりねという顔をした
｢君たちの術式は、元々一人の人が使ってた物だと思う。
それが長い時を経て、二つに分かれたんだ。
元々一つだったものだからとんでもなく相性がいい
……流夏だっけ、君、呪術高専に来ない？｣
｢…呪術高専？？｣
｢呪術を学ぶ学校だ。｣
流夏の疑問に恵が答える
｢悠仁も、そこに行くんですか……？｣
｢まあそうだね。
君は1年生かな、だったら恵や結楽、悠仁と同じクラスになるかな。
君が来てくれるなら、1年生は君で5人目だ｣
｢へぇー……5人！？
すっくな！！
ん？恵？｣
伏黒という苗字しか聞いていない流夏はピンと来ていない様子だ
｢ああ、彼の名前。伏黒恵だよ。
んで、どうする？
呪術師は決して楽ではないけど、
呪術高専、来てくれる？｣
｢……いきます。
いかせてください！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かふぇもか(プロフ) - プスメラさん» プスメラさんコメントありがとうございます！オチをどちらかにするかは悩み中です、結構見切り発車で書いてるのでその流れで勝手にキャラが作者の意志関係なくくっつく可能性があるので絶対こっちとは言いきれません(°д°)ですがなるべく五条よりになるように頑張ります (2021年1月30日 19時) (
レス) id: bd89c5c3ad (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - できれば五条悟オチにしたいです。お願いします (2021年1月29日 12時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - かふぇもかさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月29日 12時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かふぇもか | 作成日時：2020年11月21日 0時
