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20××年6月 宮城県仙台市 杉沢第三高校
夜の学校に人影がひとつ、
百葉箱の前に立っている。
電話をしているようだ…
｢百葉箱！？
そんな所に特級呪物保管するとか馬鹿すぎるでしょ｣
[アハハ
でも、おかげで回収も楽でしょ]
人影が百葉箱を開く
｢……
ないですよ｣
[え？]
｢百葉箱
空っぽです｣
[マジで？
ウケるね(笑)]
｢ぶん殴りますよ……｣
[それ、回収するまで帰ってきちゃダメだから]
『(今度殴ろうとか考えてそうだな。
恵、おつかれ……)』
電話が切れる。
｢さーてと、
結楽〜！
出かけるから用意して！｣
電話の相手＿＿基、五条悟は結楽にそう声をかける
『……どこへ？』
五条はにやりと笑みを浮かべ
｢宮城｣と答えた
結楽はまた面倒なことになりそうだと息をひとつ付き、パジャマから制服に着替えるために部屋に戻って行った
新幹線の中
｢結楽〜、あっちに着いたら喜久福買おうと思うんだけど、何味がいい？
僕的には、ずんだ生クリーム味がおすすめ｣
『……抹茶、がいい。』
｢よーしよし、買ってあげよう！｣
隣に座る結楽の頭をぐしぐしと撫でながらそう宣言する
結楽は｢言質とった〜｣なんて思いながら夢の中へ沈んで行った
｢(無防備な顔しちゃって)｣
五条はたまにしか見られない結楽の抜けきった顔を見てほっこりしていた。
警戒心の強い結楽に信用されたのは去年辺りからなのでちょっと嬉しく思ってたりもする。
｢威嚇しまくってた猫が甘えてきたらきゅんとするでしょ？
それと似たようなもんだよ！｣
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かふぇもか(プロフ) - プスメラさん» プスメラさんコメントありがとうございます！オチをどちらかにするかは悩み中です、結構見切り発車で書いてるのでその流れで勝手にキャラが作者の意志関係なくくっつく可能性があるので絶対こっちとは言いきれません(°д°)ですがなるべく五条よりになるように頑張ります (2021年1月30日 19時) (
レス) id: bd89c5c3ad (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - できれば五条悟オチにしたいです。お願いします (2021年1月29日 12時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - かふぇもかさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月29日 12時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かふぇもか | 作成日時：2020年11月21日 0時
