第２１話 「彼らが見たモノ」 ページ28
〜(マルコ)side〜
鬼火姫とやらに切りつけられると体中が痺れていった
マ「か、体が……動かねぇ」
『そりゃあ、痺れる毒を流し込んだからな』
クソっ！毒仕込みだったかよぃ…
俺としたことが油断しちまったねぃ
女は俺に刀を振り上げて言った
『悪いが俺はこんな島にいるままま死ぬ訳由にはいかねぇ！海だて出たいんだ……
こんな所で殺られるなんて屈辱だ！
それじゃ………』
海へ出たい？………何を言っているんだ？
そんな疑問の答えは出てこないまま
『サヨナラ』
女は刀を振りおろしてきた
.
.
.
が、いつまで経っても痛みは襲ってこない
代わりに……落ちる刀の音と聞き慣れた銃声が聞こえた
『……ってぇ……』
イ「マルコ!!!!!無事か!?」
マ「イ、イゾウ！なんでここに!?」
それにハルタとビスタまで!!!!!
.
.
まぁ、驚いてる暇はなく
俺たち４人はアイツがいつ襲ってきてもいいように
身構えていたが……女はいつまで経ってもこない
それどころか何故かイゾウ……いや、イゾウの銃をみていたと思えば
.
.
『あああぁぁぁあああ!!!!!!!!!!!!!!』
アイツは突然苦しむかのように叫びだした
何かに取り憑かれたような
何か悪夢を見てるような………
…………………………………………そんな叫び
それどころか、
イ「お、おい！なんだこれ！」
ハ「ひ、火が……」
ビ「この娘は能力者なのか！？」
泣き叫ば出したかと思えば今度は女の体中から
炎が噴き出してアイツの……鬼火姫の体をまとった
『おと……さん……おか…ぁ…さ』
炎の中そう呟いてるかのように聞こえた
いや、そう言っていたんだろう…
しばらくすると女をまとっていた炎は消えて
涙を零しながら女は倒れて気を失ってしまった
いったいどういう事なのか……
だが一つ確認することが出来た……
.
.
.
.
気を失う前に見えたアイツの瞳は
あの爺さんが話していた噂の通り
.
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.
.
瞳の中に小さな桜を宿した真っ赤な瞳だった
.
.
そんな瞳を………………俺は
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──────とても美しく思えた────
.
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- 健康運: ★★★★★
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ぴの(プロフ) - 怖いが怖わいになってます。 (2018年10月27日 9時) (
レス) id: 3707f5c19b (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 誤字が多数見られます。「だった」が「つった」になっていたり……もう一度見返すなどして対処頂ければと思います。面白い作品だと思うのですが、少々残念です。 (2018年8月12日 21時) (レス) id: ef69bbb9f9 (このIDを非表示/違反報告)
お亀うさぎ(プロフ) - 泡沫 ザクロさん» おうよ (2018年1月18日 22時) (レス) id: 4e894effc3 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫 ザクロ(プロフ) - お亀うさぎさん» 教えてくれてありがとよ！ (2018年1月18日 21時) (レス) id: 818f5c4556 (このIDを非表示/違反報告)
お亀うさぎ(プロフ) - 一番最初の赤髪のシャンクスって書きたかったんだろうけど赤髪のシャンクで止まっとるぞ (2018年1月18日 20時) (レス) id: 4e894effc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡沫 ザクロ | 作者ホームページ：
作成日時：2017年11月10日 21時
