【テニプリ】女を嫌う立海テニス部のマネージャー、まだまだ合宿中です。

90 DAYS ページ5

結局雅治は幸村のまま試合をするらしい。



…嫌だな←





仁王「サーブはAからで良いよね、ブン太？^ ^」



丸井「おう」




貴「あ、うん。

…にしても雅治。その笑顔本当幸村そっくりだね」




仁王「ありがとう^ ^」






…なんかすごいやりにくいな。。。




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貴「じゃあやろう！！」




ボールをラケットで地面に叩きつけながらブン太と雅治に言う。





…うーん。

よしっ！初っ端からだけど“アレ”出すか。




コートの外にいるリョーマに顔を向けた。


リョーマもこっちに気がついて、私の意図が分かったらしく、口角を少し上げていた。




貴「いくよーっ！！！

…

……はぁっ！！！！」




私が打ったボールはラケットで跳ね返される

＿事はなく、向こう側のコートに入った。




貴「やった♪」









柳生「今のは…」


柳「ああ、“ツイストサーブ”だな。」





切原「…A先輩やっぱりすごいっス！！！」





乾「前よりも威力が上がった気がするな。」





越前「……」




不二「どうしたんだい越前。不機嫌そうな顔だね？」








越前「…A先輩の奴。

…俺が教えてあげたのに俺より上手くなってるっス。」



桃城「何だ嫉妬か〜？

越前もまだまだだな！まだまだだぜ！！！」







…コートの外でリョーマだけなんか不機嫌そうな顔してるんだけど。。。


何で。

リョーマに教えてもらったツイストサーブ、自分では今結構上手く打ててたと思うんだけどな…。






打って変わって…


幸村「^ ^」




なんだあの幸村のすこぶる威圧感のある笑顔は。









丸井「よそ見はいけねぇぜ？」


貴「え？」




ブン太の言葉で試合に気を戻すと、今度はボールが私のコートの方に落ちている。





貴「…え………えぇっ！？」





仁王「よそ見してられる程、俺らは弱くないよ^ ^」






………何か幸村の格好のまま言われると調子狂うんだよね。。。


しかもその安定の笑顔。






いやいや！


それよか、やっぱり手加減なんてしてる場合じゃ無さそうだね…。



そんな事してたら即負ける。




…


とにかく


勝ったモン勝ちや！！！←

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