119 DAYS ページ35
幸村「それで、こんな時間まで仕事？」
あの後、私は一旦洗濯カゴを片付けに行って今は幸村と2人でホールにあるソファに座っている。
貴「うん。幸村は……お風呂上がり？」
首に掛けてるタオルと少し赤みがかった頬を見れば、それっぽい。
にしても、髪も若干濡れてて心做しか色っぽい。
しかも幸村は魔王のくせして整った顔立ちしてるから、まじまじ見ると思わずドキッとしてしまう。
……まぁ、私は幸村が魔王様だと分かってるからそんな簡単に惚れたりとかしないけどね！？←
幸村「うん。少し前まで各学校の部長で会議をしていてね。」
貴「へぇ、幸村もちゃんと部長やってるんだね。」
幸村「なにそれ馬鹿にしてるの？」
貴「でもなんで私のいる場所がわかったの？(無視)」
残念だったね幸村……
私はもうそろそろ君の扱いを覚えてきたよ！←
幸村「ねぇなんで俺の言葉は無視するの？^言^」
あ、待ってその笑顔は無理。
貴「嘘だってごめんごめんごめんなさいイップスしようとしないでやめて下さい私が悪かったですごめんなさい」←
幸村「わかればいいんだよ、わかれば^^」
ほらね、だから言ったでしょ。
幸村は魔王なんだいくらかっこよくても魔王なんだよ……。
ハァと私が一つ小さくため息を吐くと、急に頬に冷たい物が当たって思わず身体ごと跳ねた。
貴「ひゃあっ！」
何事かと思って顔を向けたらコーラを持って真横で静かに笑う幸村。
貴「何笑ってんの」
幸村「いや、Aって女の子らしい可愛い叫び方するんだなと思って」
クスッと再度重ねて笑う幸村を見て急に恥ずかしくなった。
貴「う、うっさいな！！///」
幸村「えー、なにそれ、怒ってるつもり？」
恥ずかしがる私を見て楽しそうにする幸村を私は叩き始めた。
幸村「ちょっとなに、痛いよ」
貴「幸村のくせにムカつく！」
夢中で幸村を叩いていた刹那＿＿＿
ーパシッー
幸村「こら、暴れない。」
ポカスカ幸村を叩いていた私の腕が、見事に幸村に掴まれてしまった。
貴「……誰のせいだと思ってんだ！」
幸村「えー、俺のせいー？」
ふざけていう幸村に頬を膨らませていると、不意に「それより、この状況わかってる？」と幸村に言われた。
貴「え？」
幸村の言われて自分の状況を見れば、腕を掴まれた拍子に後ろに倒れた私の上に、幸村が覆いかぶさっていた。
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なえぬ(プロフ) - 瀧本晴菜さん» コメントありがとうございます！はい、頑張ります！ (2017年6月17日 0時) (
レス) id: 9228dd528a (このIDを非表示/違反報告)
瀧本晴菜 - 続き頑張って下さい!!!! (2017年6月12日 13時) (レス) id: 9a46cff4ec (このIDを非表示/違反報告)
なえぬ(プロフ) - もっぴさん» あああ嬉しすぎますありがとうございます！！！！(;;)絞り出しまくってなんとか書いてますwww(*ﾉ･ω･)ﾉ⌒。文才(←？) (2017年4月2日 18時) (レス) id: 9228dd528a (このIDを非表示/違反報告)
もっぴ(プロフ) - 最高過ぎます！文才分けてください！← (2017年4月1日 19時) (レス) id: 446dc40048 (このIDを非表示/違反報告)
なえぬ(プロフ) - 茉昼さん» ほんと最高なんて言ってもらえるのが最高です……！！！(；＿；)はい、期待に応えられるように頑張ります！！！ (2017年3月30日 17時) (レス) id: 9228dd528a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なえぬ | 作成日時：2015年1月8日 21時
