【テニプリ】女を嫌う立海テニス部のマネージャー、まだまだ合宿中です。

115 DAYS ページ31

幸村「ほーら2人とも、喧嘩しない喧嘩しない」




幸村の声が聞こえた途端、急に両肩を引っ張られてブン太の顔がどんどん遠くなると同時に後ろに倒れた。





ーボフッー




貴「わっ」




なんだなんだと思って顔をあげれば間近に幸村の顔のドアップ。




いやいやいや、近いって。



さっきのブン太並＿＿＿否、それ以上に近い。




普段魔王魔王言って恐れおののいてるけど、こうして見ると幸村も結構かっこいいよね。




はぁ！羨ましいですねぇ！？←





幸村「そんなに見つめて俺の顔に何か付いてる?」





ニコッと優しく笑う幸村。




黒笑みじゃない幸村とか貴重すぎる……！！！←




へぇ、普通に笑ってればいつもかっこいいのに。


＿＿＿＿って、ちょっと思ったのは内緒なんだからね！！！！←




柳「Aはやはりツンデレだったか」



蓮二はササッと取り出したノートに何かを書きはじめた。



貴「いやちょっと蓮二？サラッと心読んで尚且つあらぬ容疑をノートに書かないでくれるかな！？」←



私の言葉にしょぼんとしてしまった蓮二。




蓮二がしょぼんとか珍しい、というか可愛いよね。



なーんて思いながらまた幸村の方に顔を向ける。





相変わらず顔が近い。






貴「幸村」



幸村「なにA？」



貴「くすぐったいよ、髪」




と言って私の顔にかかっていた幸村の髪を退かしてヘラっと笑って見せた。







幸村「え、ちょっと待ってなにそれ可愛い」←





全員-貴・幸村「同感(でも羨ましい)」←

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