113 DAYS ページ29
そして長太郎は亮にひっぺがされて私は解放された。
ヤダヤダ駄々こねる長太郎ガそりゃもう可愛かったのなんのって……。
貴「……あっ、それよりも赤也だいじょ…………」
「大丈夫？」とさっき吹っ飛んだ赤也の方に目線を向けた途端、私の目には衝撃的なものが映った。
赤也が座りながらこっちを羨ましそうに見てる……
涙目の目遣いで見てる……だとぅ！？！？
えー、なにそれー、それは反則すぎるかわいすぎる。
貴「ちょ、ちょ、雅治……
ブン太でもいいけど」←
丸井「俺はついでかっ！！！」
貴「いちいちうるさい肥やしにするぞ」←
丸井「」
仁王「まーたお前さんはすぐブンちゃんを虐めよって……んで、なんじゃ？」
貴「あのね、赤也が可愛いどうしよう私」←
幸村「俺は？^^」
いつの間にか私の横に現れた幸村。
さすが魔王、瞬間移動もお手の物って訳ですね。
貴「んー……幸村は可愛いって言うよりかっこいいよね！」
最後にキラッと笑顔をカマしてやったよ☆
貴「……って、おーい、幸村？？？」
どうしよう……幸村が動かない……というか、固まってる……！？
しかもなんかちょっとほっぺ紅いけど大丈夫！？
貴「なに！？顔赤いけど熱！？」
心配して私は前髪を上げて自分のおでこを幸村のおでこに当てた。
幸村の顔が物凄く近くなったのと同時に、幸村の体温が私に伝わってきた。
貴「あれ、全く熱っぽくないね？」
おっかしいな〜。
絶対熱だと思ったのに。
幸村「…………ねぇA」
貴「なに？」
幸村「それ、わざとなの？」
貴「え、どれ？」
幸村「ハァ……」
実はまだおでこくっつけたまんまで話してるから傍から見たらなんだこれ変な光景って感じなんだろうな。
ていうかなに、幸村にめっちゃ呆れられた気がする。
仁王「A、俺も熱っぽいんじゃがのぉ」
後ろから声が聞こえてパッ振り返ると雅治が自分のおでこに手を当てて「あついのぉ〜」と言っていた。
貴「えっ、雅治も！？大丈夫？」
慌てて雅治の近くに駆け寄ろうとしたら、幸村に腕を掴まれてしまった。
幸村「仁王？^^」
仁王「……;;;;」
瞬間、雅治の血の気が一気に引いていくのが分かった。
あ、なんか知らないけどご愁傷さま！！！！←
丸井「ひでぇなおい！！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 394人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なえぬ(プロフ) - 瀧本晴菜さん» コメントありがとうございます！はい、頑張ります！ (2017年6月17日 0時) (
レス) id: 9228dd528a (このIDを非表示/違反報告)
瀧本晴菜 - 続き頑張って下さい!!!! (2017年6月12日 13時) (レス) id: 9a46cff4ec (このIDを非表示/違反報告)
なえぬ(プロフ) - もっぴさん» あああ嬉しすぎますありがとうございます！！！！(;;)絞り出しまくってなんとか書いてますwww(*ﾉ･ω･)ﾉ⌒。文才(←？) (2017年4月2日 18時) (レス) id: 9228dd528a (このIDを非表示/違反報告)
もっぴ(プロフ) - 最高過ぎます！文才分けてください！← (2017年4月1日 19時) (レス) id: 446dc40048 (このIDを非表示/違反報告)
なえぬ(プロフ) - 茉昼さん» ほんと最高なんて言ってもらえるのが最高です……！！！(；＿；)はい、期待に応えられるように頑張ります！！！ (2017年3月30日 17時) (レス) id: 9228dd528a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なえぬ | 作成日時：2015年1月8日 21時
