【テニプリ】女を嫌う立海テニス部のマネージャー、まだまだ合宿中です。

107 DAYS ページ23

遠山「なあ白石〜、まだ着かんの〜？」





合宿所もとい景吾の別荘に向かって歩き始めて早数十分。




なかなかそれらしきものがみえない。







金ちゃんも眠くなったのか目摩りながら蔵ノ介の服掴んで駄々こねはじめた。






服掴んでるとかなに凄い可愛い(((





そういえば金ちゃんはまだ中1かー…。
周り中2とか中3ばっかだしね、しかも異様に大人びてるしね…。






余計可愛く見える訳だよ。









白石「あとちょっとで着くで、金ちゃん。」




遠山「え〜、もうわい疲れたわ〜…」







と言う金ちゃんを見兼ねた私は、金ちゃんの肩をちょんちょんと叩いて




貴「金ちゃん、おんぶしてあげよっか？」




と言った。









次の瞬間金太郎は眠そうだった顔をパァっと輝かせた。







…なんでこう、後輩はこんなにも可愛いのかな。







キラッキラの顔で「ええの！？」とか言われても………









ええに決まってんじゃん！！！！←









貴「良いよ！…っっとわぁ！！！」







瞬間、金ちゃんが飛び乗ってきた。









…あ、金ちゃん予想より結構重い。



可愛い顔してるし結構小柄に見えるけどちゃんと筋肉ついてるんだね。







マネージャー側としては誇らしいことこの上ないことだ！！
まあ私は四天宝寺のマネージャーじゃないけどね！！！←







遠山「さっきからAのねーちゃんなにブツブツ言っとん？」





貴「ん？なんでもないよ。……って、あれ…？






私今声に出してた？」







遠山「んー、分からん！！！！」






いや、分からんて何！？







…え！？
いやいやいや、金ちゃんがまさか金ちゃんに限って読心術なんて金ちゃんが趣味の悪い事金ちゃんがするわけないって金ちゃんが←









どっかの幸村じゃないんだから……









幸村「俺が何？」




貴「読心術なんて趣味の悪い事やってる闇属性だなと思っ………！？;;;」






声のした方に振り返ると、素晴らしい笑顔の幸村が居た。

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