104 DAYS ページ20
貴「……えっ………蔵ノ介…?」
白石「!!Aやったんか!!!」
貴「ああもうヤバイな私。幻覚見えてる。」←
ここ(東京)に今蔵ノ介が居るはずないもんね。
白石「…え!なんやどないした!?
…にしても久しぶりやな!!」
と、相変わらず手に包帯を巻いている蔵ノ介が言った。
うん。
多分この蔵ノ介、本物だ。
毒手だもん。毒手。
貴「蔵ノ介だ!」
ビシッと指をさして言うと、蔵ノ介が「なんや可愛ええな」とか言いながら腰に手回してきたから逆に思いっきり抱き着いてやった←
白石「うわっと、なんやなんや?」
…あれ、意外と薄反応だった。
蔵ノ介まさか……女慣れしてる…!?
関西人も意外と手が早いのね←
怖いわ…
白石「なんやその蔑むような目は!やめなさい!」
貴「いや、逆ナンとか苦手なのに抱き着かれるとかは平気なんだねと思って。」
抱き着ける私も凄いって?
私はホラ、慣れた人限定だよ☆←
白石「Aは大丈夫なんやろな」
これ、通常の女子が惚れちゃうやつなんだろうね。
私はほら、立海テニス部美形揃いだから慣れてしまったんだろうね←
慣れって恐ろしい…。
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謙也「おーい!!蔵ーーーっ!!!」
と、急に誰かが向こうから叫びながらこっちに近づいて来て、蔵ノ介と私の元まで来た。
謙也「蔵、歩くの早いわ!!スピードスターの俺も置いてかれるっちゅー話や!!!!」
向こうから来た人物は蔵ノ介に向き直ると、少し息を切らしながら言った。
私はこのブリーチした髪の色も、この顔にも見覚えがある。
貴「謙也!!!」
謙也にそう叫ぶと、謙也は蔵ノ介から私に目を向けて少し驚いていた。
謙也「A…!?」
と言うと、謙也はパァッと顔を輝かせたと思ったら、イキナリ私の頭をワシャワシャ撫で始めた。
貴「わっ!ちょ!謙也っっ!!!やめて禿げちゃう」←
髪は女の精市って言うじゃない?←
あ、命か←
精市+命=精命←
謙也「なんやA!!!ひっさしぶりやんなあ!!!!」
謙也はようやく撫でるのを辞めてくれた。
これで取り敢えず禿げない((
貴「久しぶりーっ!!!!
…って、あれ?あの、後ろからゾロゾロ来てるのってまさか…?」
私の目先では、これまた数人が私達の方に向かってきていた。
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なえぬ(プロフ) - 瀧本晴菜さん» コメントありがとうございます!はい、頑張ります! (2017年6月17日 0時) (レス) id: 9228dd528a (このIDを非表示/違反報告)
瀧本晴菜 - 続き頑張って下さい!!!! (2017年6月12日 13時) (レス) id: 9a46cff4ec (このIDを非表示/違反報告)
なえぬ(プロフ) - もっぴさん» あああ嬉しすぎますありがとうございます!!!!(;;)絞り出しまくってなんとか書いてますwww(*ノ・ω・)ノ⌒。文才(←?) (2017年4月2日 18時) (レス) id: 9228dd528a (このIDを非表示/違反報告)
もっぴ(プロフ) - 最高過ぎます!文才分けてください!← (2017年4月1日 19時) (レス) id: 446dc40048 (このIDを非表示/違反報告)
なえぬ(プロフ) - 茉昼さん» ほんと最高なんて言ってもらえるのが最高です……!!!(;_;)はい、期待に応えられるように頑張ります!!! (2017年3月30日 17時) (レス) id: 9228dd528a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なえぬ | 作成日時:2015年1月8日 21時