【テニプリ】女を嫌う立海テニス部のマネージャー、まだまだ合宿中です。

103 DAYS ページ19

ーバサバサッー




貴・切原「「€|$#+#+]+]$|$＜！？！？！？」」←






人の事だと笑えるけど自分の事だと笑えないのが人間です。



現に私長太郎にしがみ付いてるからね。
大きいし丁度盾っぽくて良いね。




しかもなんか赤也も若に飛び乗ってるよ。








鳳「大丈夫ですか？」




日吉「切原…降りろ」








どうやら私達のグループで唯一長太郎と若だけ肝試しとかに強いみたい。





貴・切原「「無理」」←





ここでさ、長太郎は「俺が付いてますし大丈夫ですよ！」とか言ってくれると思ってたよ私は。



長太郎って優男なイメージ強かったからね私は。




でもね、違ったんだよ。




鳳「早く行きましょう^^」




とかね、すっごい楽しそうなんだよ。






しかもしかも？
こんな笑顔、どっかで見たことあるなーって思ったのよ。





私は理解したよ。
長太郎も魔王属性の一部なんだということを…←









鳳「何かAさん俺のこと凄い可哀想な目で見てない？」




日吉「嫌われてるんじゃないのか？」




鳳「えっ」





,



,



,





…………マズい。


……非常にマズい。









貴「……どこ……ここ？…」








＿迷った…！！！





さっきまではちゃんと赤也達と居たのに…！！！！









周りも暗いし…







…いや、もうしょうがないし、この際。勘で進むか。









＿と、その時だった





ーバキッー





貴「%##^'€€＞|]%#{}！？！？！？;;;;;」







血の気が引くってこんな感じなんだな…。









次の瞬間、私は一目散に走りだした。




多分今50m測ったら確実にリレーの選手になれると思う。



,


,


,







ードンッー









貴「うわっ！？！？;;」





………ん？;;









今私…“何か”にぶつかった？……よね？…








…え、無理無理無理無理無理無理無理無理←




あああああこれだから肝試しなんてやるべきじゃなかったんだよ！！！！








……どうしよう。
この状況どうしよう。。。





まだ前に“いる”。






いや、待てよ。
もしかしたら……ただの木とか？





…うん！そうだ！
ただの木だ！！！ただの木でしょ絶対！！！お願いだからただの木だよ！！！←






…………ええい！









もうこうなったら一か八かだ…









そう覚悟を決めてバッと勢いよく顔を上げた先に居たのは、私の思いしなかった人物だった。

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