縮まらないもの(前の話少し付け足したから見てね！！絶対！！) ページ17
｢言うと思った｣
予想外の返事が返ってきて、思わず目を見開く。
｢顔に書いてあったぞ｣
いつ言うのか待っていた、と頭を撫でられた。
『、、、言ってよ！いじわる！』
耐え難い羞恥心に襲われ父さんに背を向ける。
｢はは、すまんな。言おうと思っていたのだが、言おうか言わまいかの葛藤していたAが可愛かったのでな。傍観に
後ろの布団が動き、父さんが入って来たのが分かる。
『あああああもうやだ』
｢親離れしてしまったのかと思っていたがまだみたいだな。良かった｣
お腹あたりと胸あたりに手を回され、引き寄せられる。
『父さんに聞くことじゃないかもだけど、海軍本部にシャンが来た時私が生きてるって聞いて少しほっとしてた気がするんだよね。あの時まだ仮面とマント付けてたし……何でだろ』
｢あぁ、あれか。私がシャンクスに言った。天災はAかもしれないとな｣
『え？何で？見れたとしても映像電伝虫だけでしょ？』
｢あの黄猿の攻撃を避ける前の動作、重心を後ろに下げてから戻す時の勢いでそのまま避けるというのを教えたのは私だろう？下げ方の癖がそっくりだったのでな。シャンクスに電伝虫で伝えておいた｣
『すご……』
あの短時間、いやあの一瞬を見てそこまで考えられるのが凄いというか怖いというか...父さんの観察力には尊敬ばかりだ。ボルサリーノさんの攻撃を避けたあの避け方。女ならばその場から足の筋肉だけで避けるのは難しく、スピードも下がり、効率が悪いと教えて貰ったものだ。自分は男なのによく知ってるなと子供ながらに関心したのを覚えている。
｢もう気になる事は無いか？｣
『ない！と思う！』
｢じゃあ寝なさい。疲れが取れないぞ｣
『ん、』
背中側から伝わる温もりが心地よく、背中を父さんの胸に押し付ける。一緒に寝るのは何年ぶりだろうか。少なくとも2年は経っているだろう。背は大分大きくなったつもりだったが、まだまだ身長の差は埋まらないらしい。父さんの腕の中にすっぽりと収まっている。寝なさい、と言われた後から髪の毛をずっと撫でられ続けている。
目が覚め、窓から景色を見てみれば外が明るい。昨日は知らぬ間に寝てしまっていたらしい。父さんはおらず、変わりにコーヒーを貰ってくる、というメモが残されていた。朝日を浴びるため扉を開けた直後何かが割れる音がした。
｢は？｣
『え、？』
｢……｣
『あ、まずい』
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うみん(プロフ) - パーカーさん» 2年の修行に入るまでを第1部として一旦完結、間の2年間を第2部、2年後を第3部にするつもりです！それぞれキリのいい形で終わらせるつもりなので、1部はこの章で完結だからあと少しです！！ (3月19日 5時) (
レス) id: 933334a956 (このIDを非表示/違反報告)
パーカー - 2回目のコメントごめんなさい！気になった事がありまして、この話は最終話はまだまだですか？(誤字あったらすんません) (3月18日 18時) (レス) @page18 id: 13475ac173 (このIDを非表示/違反報告)
うみん(プロフ) - パーカーさん» パーカー様！初めまして！！最初めちゃ読みにくいのにここまで読んで頂き感謝感激雨あられって感じです；；お話の完成度上げてこれからも頑張ります！！ (3月11日 12時) (レス) id: 933334a956 (このIDを非表示/違反報告)
パーカー - 初めまして！この話はとても面白くて、一気に見ちゃいました！！気長に待つのでうみん様のペースで更新して下さい！(誤字あったらごめんなさい) (3月10日 23時) (レス) @page17 id: 13475ac173 (このIDを非表示/違反報告)
うみん(プロフ) - メイデーアさん» あ、、、それある海賊団のあるメンバーの前でやっちゃう予定です笑。面白いと言って頂けてほんとに嬉しいです；；早くシリアス抜け出して面白要素詰め込みたいです、！！ (2月25日 23時) (レス) id: 933334a956 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うみ | 作成日時：2023年11月5日 23時
