３話 ページ4
夕方
『ああ・・・もうこんな時間』
キッチン
『冷蔵庫の中身何もな〜い(呆)』
しょうがない何か買いに行くか・・・
確か稲妻町の商店街のスーパー今日セールがあった気がする
まあ誰にも会わなければいいんだよね？
行くか！！
秋サイド
Aちゃんどこに行ったの？
５年前に急に消えたAちゃん
Aちゃんとは中２から友達
中２の春から転校してきた彼女
『ねえ』
秋「どうしたの？」
『私、結城A！貴方は？』
私は幼いころから一ノ瀬君や土門君と西垣くん達とばかりいたせいか
女の子の友達があまりいない
でも声をかけてくれた
友達になってくれた
嬉しかった
FFIの時にヒロト君と付き合ったのを聞いて嬉しかった
Aちゃんがヒロト君の事を好きなのを知っていたから
『秋ちゃん！！』
秋「どうしたの？」
『私・・・ヒロトと付き合うことになった/////』
秋「おめでとう！！」
『ありがとう////』
秋「よかったね！！」
私はAちゃんに抱き着いた。
『だから次は秋ちゃんの番だよ？』
秋「え？/////」
『円堂君・・・好きなんでしょう？』
秋「え・・・と////」
『私だって恋する乙女だよ？知ってるよ！』
秋「/////」
『まあ、円堂君好きなのは秋ちゃんも知ってるけだろうけど夏美ちゃんや冬香ちゃんもだよ？』
秋「・・・」
『私は秋ちゃんも夏美ちゃんも冬香ちゃんも大事な友達だからどちらかひとりを応援できない』
秋「うん」
わかってた
Aちゃんは誰でも平等だった
誰かを贔屓にはしなかった
誰かが困っていたら相談乗ってくれるし
元気がなければ積極的に話しかけてた
『でも・・・三人とも大好きな友達だから応援したいの』
秋「ありがとう」
円堂君と夏美さんが付き合うことを知ったときはすごくショックだった
私は円堂君にとってサッカー部のマネージャーで仲間に過ぎなかった
その先にはなれなかった
私は夏美さんより先に円堂君を好きになったのになんで？
こんな気持ちになりたくないのに
こんなどす黒い気持ち嫌なのに
夏美さんは大事な友達なのに
こんな私をAちゃんは受け止めてくれた
話を聞いてくれた
抱きしめてくれた
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明日香(プロフ) - 水の犬。さん» 初めまして。水の犬さん。そこまで言ってくれるなんて感謝感激です。これからもこんな下手な小説ですが更新頑張りたいと思います。 (2020年8月12日 2時) (
レス) id: eb0998f195 (このIDを非表示/違反報告)
水の犬。(プロフ) - 初めまして、こんばんは。お話とても面白いです。主人公ちゃんが優しくて読んでいて心が洗われました！笑更新無理せず明日香さんのペースで頑張ってください！夜分遅くに失礼しました。 (2020年8月12日 0時) (レス) id: 88a373f457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明日香 | 作成日時：2020年8月3日 0時
