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船で
進む方角に小さな島が見える
「やはり現実世界だったね…あれは間違いなく、
船は島につけず、というか船をつけられそうな場所が見つからず
仕方なく船は浮かべたまま島に降りる
「さて、ここは島のどの辺だろうな。とりあえず
誰かが島の中から出てきた
「招かれざる客か…緊張するねぇ。念のために聞くが、漂流者じゃないだろ？」
スポーツ刈りの目の細い筋肉質な男だ
「誰だお前。道案内でもしてくれんのか」
「このゲームの製作者の1人だ。レイザーという。主に放出系のスペルを担当している。スペルでの移動とか、外敵対策だ」
レイザーが手にしているのは−００３のスペルカード
言ってることは嘘じゃないみたいだ
「生憎だが出て行ってもらおう。正しく入島するなら歓迎しよう。ちなみに、俺を負かせば手に入るアイテムもあるから、プレイすればそのうち戦うこともあるだろう」
「いいだろう。また来るぜ、ちゃんと玄関からな」
団長じゃなくてフィンが答えるのか
同じようなことを言っただろうとは思うけど
カードでどこかに飛ばされた
「残念だったね。せっかくお宝楽に持ち帰れると思ったのに」
「ま、そう簡単にはいかないかぁ」
外から入って持ち帰るのが無理なら、とりあえずゲーム内でクリア目指そうかな
「私はもう1回ゲームに入るけど、皆はどうする？」
「ワタシも行くね」
「俺も戻るぜ」
さっき行かなかった団員も一緒に来てくれるらしい
「じゃあ先に行くけど、待ってるね」
ゲームの中に先に入り待っていると、すぐに全員揃った
「ゲームクリアを目指すんでいいよね？」
「ああ」
「まず、スペルカード奪いに行こう」
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86 - 由宇さん» ありがとうございます。更新されていない状態でしたのに見て頂けて嬉しいです。頑張ります。 (2018年9月1日 16時) (
レス) id: 5362c81898 (このIDを非表示/違反報告)
由宇 - 面白かったです。更新待ってます！ (2018年8月14日 19時) (レス) id: 06761224f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：86 | 作成日時：2018年5月6日 19時
