【Ｈ×Ｈ】心臓に絡みつく 参

８５． ページ23

［ゴンか…ガキの3人組だな？奇運アレキサンドライトを持っているそうだな］




あ、そうだ


奇運アレキサンドライトの複製(クローン)を貰えないかまだ聞いてなかったな



会話が終わったら聞くために会話の内容を聞いているが、ゴンはゲンスルーに喧嘩を売り続ける



キルアとビスケが強制的に黙らせてやっと止まった



そのあとツェズゲラ達はキルアに言われたとおり離れたところで話をしている




わざわざ聞く必要はないだろう




ゲンスルーの目的は一坪の海岸線のオリジナルと奇運アレキサンドライトだ




どちらも持っていない私たちに攻撃を仕掛けてくる可能性は低い









＿＿＿＿









ツェズゲラとゲンスルーの交信(コンタクト)が終わり、少し移動したところでこの後どうするかを話す



アレキサンドライトのことを話すタイミングを窺っていたが、運良く入手方法を知ることができた





村人に手持ちのカード全てを渡したら貰えるらしい





ここまで進めてしまっているから私たちには入手は難しいだろう



が、全くゲームを進めていないカルトは別だ




持ち物を全て渡さなきゃいけないようなイベントならスタート地点からそこまで遠くない場所で起こるはず



スタート地点を中心に村がありそうな場所を探せばいいか




「これ以上、組むメリットはないな」



会話が途切れたタイミングでそう言うと、一斉にこちらを向く




「そうだな。一旦パクノダ達と合流しよう」




団長がそういえば、私たちは同行(アカンパニー)を使うために他の奴らと少し距離をとる




「そっか…A、またね！」





ゴンはそう言って手を振ってくる





本当に精神状態がよくわからない



仲間の敵に何を思って手を振ってるんだ






「じゃあね」





また、なんてものは無くていい




私はもう会いたくない







相手をするのが面倒くさいし



なにより、ゴンを見てるとあいつを思い出す





「同行(アカンパニー)オン、パクノダ」

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