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このまま勝てるかと思ったけどそう上手くはいかないらしい
キルアの手が酷いことになってるだろう
このまま続けても平気だろうか
「…私がレイザー倒そうか?」
「あいつは俺が倒す!」
「そうか」
聞くだけ無駄か
キルア本人はもちろん、ゴンだって気付いてないはずがない
それでも2人とも続けるというなら食い下がったって意味がないよな
それに、楽に勝てるならそれに越したことはない
その直後、ツェズゲラがタイムをとった
ボールを持つ役を代わるという
ポッケから引っ張り出されたキルアの手は想像以上の負傷だったが、それでもボールは自分が持つと言って聞かない
「もういいでしょ、本人がやるって言ってるんだからやらせてあげなよ」
信じられないものを見るような顔をされる
「お前は何言ってるんだ!ゴン、お前からも言ってやれ!」
「…俺、キルアの手のことわかってた。でも、ごめん。ボールはキルアが持ってくれないと…キルアじゃなきゃダメなんだ」
「さ、わかったろおっちゃん。戻って休んでな」
何を言っても聞かないとわかったのかツェズゲラはようやく引き下がる
「A、ボール頂戴ね」
ビスケに呼ばれたのでボールを渡す
こっちの外野、ビスケから試合は再開された
2番の足に良い角度でボールを当てたビスケ
2番をアウトにした上にリバウンドはこっちの内野にきた
投げるの得意じゃないとか嘘だろ
____
最近、更新が遅かったり少なかったりですみません
明日頑張ります。
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86 - 由宇さん» ありがとうございます。更新されていない状態でしたのに見て頂けて嬉しいです。頑張ります。 (2018年9月1日 16時) (レス) id: 5362c81898 (このIDを非表示/違反報告)
由宇 - 面白かったです。更新待ってます! (2018年8月14日 19時) (レス) id: 06761224f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:86 | 作成日時:2018年5月6日 19時