デュエリストがブラック本丸の審神者になった結果 (ページ8)

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7話ページ8

「おいおいおい！背後がガラ空きだぜ？少しは背後に気を配りな！」
「ガアアアアアア」
「詰めが甘過ぎですよ！目の前にいるのになぜ気づかないんですか？」
「グギャアアアア」
破竹の勢いで彼女達は遡行軍を狩っていく。
ある程度狩ったところで、本丸の中にいる刀剣男士達が外から聞こえる物音に気付いたようだ。
「おい、コイツらあんたらが殺したのか？」
突然後ろから声が聞こえて来たのだ、彼女達は驚いたが、すぐに臨戦態勢に入った。
「あー、ちょっと待て。別に殺す気はねぇからよ。だから臨戦態勢に入るなってよ。」
「ああ⁈んなの無理に決まって・・・！てか、誰だよオメエ」
「俺っち薬研藤四郎だ。ここの本丸の初鍛刀だ。んで？あんたらは？」
彼女は少しイラッときたが、至って冷静に答えた。
「アタシは氷雨Aだ！今話題のＤ・ホイーラーだぜ！」
「でぃーほいーらー？なんだそりゃ。聞いたことねえや。で？なんでここに来た？ここに人間は必要ない。」
彼女はまた少しイラッときたが、至って冷静に答えた。
「仕方ねぇだろ・・・。アタシだってそこまで、その審神者ってやつはよくわからねぇんだ。まあとりあえずここの子達はみんな最悪な時を過ごしてきたってのはわあってる。」

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