雪男の、もう1人の末っ子の話 7 (ページ33)

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《続いて、Bブロックの面々！》

川「いやぁ、悠木くんの大本命いますからね。」

「嘘泣きだったらまいとにはバレちゃうので、ちゃんと泣きます。」

川「ちゃんと泣きます、とは？」

「ちゃんと、涙も表情も作ります。」

川「おぉ、じゃああれですね。最年少対決も見れるわけですね。」

「そうですねぇ。」

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《Bブロック最初は、ロイヤル舘様！》

川『舘様、残念だったんでこっちで巻き返してほしいですねぇ。』

パァンっ

「っ、ぁわ、〈椅子から落ちる〉」

宮「っ、大丈夫？」

「‥‥ぐすっ〈泣く〉」

宮「どこか痛い？音もびっくりしたよね‥‥。」

川『保護者やん。過保護どころか保護者やん。この子保護者何人おんの。』

「‥‥あたまぶつけた。」

宮「うん、冷やすものもらおっか。待ってる？」

「‥‥いっしょにいく。」

宮「ん、じゃあ行こっか。」

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《続いては、悠木と同じく最年少のラウール！》

パァンっ

「っ、ぁわ、〈椅子から落ちる〉」

ラ「キャハハ！ゆき、びっくりした？」

川『そうよなぁ、今までこの反応無かったんよ。』

「‥‥ぐすっ〈泣く〉」

ラ「ぇ、ちょ、」

「いたい‥‥〈頭を手で押さえる〉」

ラ「痛い？〈悠木の前にしゃがみ込む〉
　頭だけ？他は？大丈夫？」

「ん‥‥。」

ラ「ちょ、椅子‥‥とりあえず椅子に座ってて。」

「ん‥‥。」

川『おぉ、何気に一緒に行かんかったん初ちゃう？』

・

《Bブロック最後は、Bブロックの勝者で、最年長の深澤！》

パァンっ

「っ、ぁわ、〈椅子から落ちる〉」

深「おっ、おぉ‥‥大丈夫？思ったより‥‥。」

「‥‥ぐすっ〈泣く〉」

深「んー‥‥そうだね、結構音したもんね。痛いよね。」

「‥‥いたぃ〜〜。」

深「ん〜〜〜そうだよねぇ‥‥。」

川『お〜、葛藤中か‥‥？？』

深「冷やすもの貰いに行こっか。」

「ぐすっ、〈首を縦に振る〉」

・

川『いやぁ、これ悠木くんがかなり策士ですね。』