最強の成損ない (ページ4)

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常連さん。2 ページ4

また、違う日のこと。
ある、常連さんが来た

チリンチリン

「来たぜ。Aちゃん」
『いらっしゃいませ。クザンさん』
「おう。」
『ご注文は？』
「あの、あれだ。えーっと、いつものだ。」
『あ、はい。かしこまりました。
［アイスコーヒー(クザンスペシャル)］と、［熱烈ホットサンド］ですよね。』
「あー。それだ。じゃ、頼むぜAちゃん」

ー数十分後
『お待たせ致しました。
［アイスコーヒー(クザンスペシャル)］と、［熱烈ホットサンドです。］』
「こりゃまた、美味しそーだな。」
『そう言って頂き光栄です。』

むしゃむしゃむしゃゴクっ

「あ〜、うめーな」
『ありがとうございます。』
「そーいやぁ、ここらで麻薬やって『あ、知ってます。』知ってんのか。...強ぇからと言って、油断すんなよ。ま、いざとなったら俺が守ってやるから、安心すれや。」

『はい』
(普通にかっこいい、なぁ)
『...クザンさんって、そういうの他に言う相手いないんですか？』
「え、もしかして、恋人？」
『はい。』
「いねーよ。何、俺に惚れた？」
『違いますよ。でも、彼女さん出来たら連れてこないでくださいね。別れるスポットとか言われたら、嫌ですし。』
「別れる前提！？」
『はい。クザンさんの面倒一生見られる根性がある強い女性は、いないですよ。ほとんど』
「そっかー。(Aちゃんがいるから)
まぁ恋人は、しばらくいいかな。」
『へぇ。そうですか。』
「あ、ご馳走さん。また来るわ。」
『はい。またのお越しをお待ちしております。』