あなたのこえ . (ページ5)

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JKside

Aは俺の幼馴染

美人なお母さんとイケメンなお父さん

バスケが上手なお兄ちゃんとA

良くお世話になっていた

Aは1番大切な女友達だ

小3の時にAは事故に遭い、聴覚を失った

それと同時に事故の瞬間の記憶も忘れている

あの日は俺とAとAのお兄ちゃんのユンギくんと帰っていた

3人でお菓子食べながら映画を見る予定で俺はすごく楽しみにしてた

早く見たくて俺は走って帰ろうとした

その時だった

トラックがこっちに向かってきた

あぁ、俺死ぬんだ

そう思った時だった

背中を強く押された

ドンッ！と激しい音と

顔を真っ青にしているユンギくん

そして血だらけのAだった

周りの人がすぐ救急車を呼んで

俺とユンギくんはAの近くに行った

JK｢A！A！！！｣

俺は泣きながら叫んだ

ユンギくんはAの手を握ってボロボロ泣いていた

SG｢A！大丈夫だからな！もうすぐ救急車来るから！死ぬな！｣

病院に搬送されすぐ手術をした

Aのお母さん、お父さんが血相変えてこっちに来た

JK｢おばっさんっ…おじさっん…ごめんなさっいっ！俺がっ！俺が走ったっからっ！！｣

SG｢俺がっ…ちゃんと見なかったっからぁっ｣

ﾏﾏ｢あなた達は無事なのね…よかったわ…｣

JK｢もしっAがっ死んじゃったらぁっ｣

ﾊﾟﾊﾟ｢大丈夫。Aは強い子だから。信じて待とう、な？｣

SGJK｢うんっ…｣

Aの手術は成功したけど聴覚を失い、事故の記憶も失った

トラックの運転手は飲酒していたらしい

俺のせいでAは聴覚を失った

だから、俺がAの耳になろうと思った

学校に一緒に行ったり、昼飯一緒に食べたり、一緒に帰ったり

授業も聞き取れなかった部分を教えたりした

俺に出来ることはなんでもした

それが今俺ができる事だから