VS音葉＆海音 ヒロト妹side ページ39
音葉：ふふふ♪ブラッディローズ！！
黒い薔薇が鋭利な枝と共に遅いかかってくる。
ヒロト：おっと！(ﾊﾞｯ
星奈：流星ブレード！！
音葉：メロディオンリーフ！！(ﾋﾞｭｩ
音符型の葉っぱが流星ブレードを包み込み、ブロックされてしまった。
海音：メロディアクアランス！！
風介：ノーザンインパクト！！
ﾊﾟｷﾊﾟｷﾊﾟｷ
海音：なに！？氷かよ！
晴矢：アトミックフレアー！！(ﾄﾞｶﾞｧｰｰ!!!
海音：おっと、危ない！(ﾊﾞｯ
かろうじて晴兄の攻撃を避けた。
海音：表よりは結構やるかもねw
音葉：海音君、大丈夫？
海音：任せてよ♪２人ならイケるでしょ♪
音葉：それもそうね♪
海音：音葉！
音葉：えぇ！
２人は背中合わせになって、その周りを大量の葉っぱが包みだした。
星奈：なに…？
ヒロト：パワーが集中してる。
晴矢：でかいのが来るぞ！
音葉：エナジー…！！
海音：スプラッシュ！！
緑と水色が一点に混ざり合い、風と海を思わせる勢いと美しさ。
ﾄﾞｶﾞｧｰｰｰ!!!
晴矢：くっそ……なんて威力だよ……
風介：く……
ヒロト：星奈、大丈夫？
星奈：う、うん、ありがとう。
晴兄と風兄は、避け切れずに負傷してしまっている。
あたしとヒロ兄は、ヒロ兄が助けてくれたからなんとか無事だった。
ヒロト：晴矢、風介！大丈夫？
晴矢：大丈夫っちゃ、大丈夫だけどよ……
風介：直撃ではないにしろ、あの威力だ。悪いが、軽傷で済んではいない。
星奈：晴兄、風兄……
音葉︰あらら〜、もう終わりかしら？
海音︰ハハッ、大したことないね〜♪(笑
この二人、すごく息のあったコンビネーションをしている。
戻ってたときに、魅音ちゃんや翔太君にも聞いていたけど、どうにかしないと……
風兄と晴兄は、今は休ませてあげないといけないし、ここはあたしとヒロ兄でやらなきゃ。
星奈︰ヒロ兄！
ヒロト︰星奈？
あたしはヒロ兄に、考えた作戦を伝えた。
ヒロト︰ほんとに？
星奈︰初めてだし、できるか分からないけど、でも、やってみたい！お願い！あたし、絶対二人を助けたいの！
ヒロト︰星奈……分かった。俺も、星奈とならできる気がする！
あたしはヒロ兄を信じて、これに賭けてみることにした。
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作者名：涼水かな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/liriuokalani1/
作成日時：2015年12月13日 1時
