介入者 晴矢side ページ36
晴矢：おい、どうする？
風介：今考えてる。とりあえず、あの人形だな。
確かに。
あいつらの周りをふわふわと漂う人形。
あれをなんとかしねぇと。
瑠架：あんまり長引かせても可哀想だし、そろそろ決めないとね。
瑠姫：はい。
二人はまた人形を1箇所に集め、今度は両方黒い雷を纏い始める。
ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁ!!
瑠架：感電死しないよう、ご注意を(ﾆﾔｯ
瑠姫：本気で行きます。
そして、その雷はどんどん大きくなる。
このパワー、さっきの比じゃねぇ。
風介：かわすぞ。
さすがにこのパワーに対抗はしないみたいだな。
晴矢：オッケー。
ヒロト：了解。
瑠姫：ナアトメア…！！
瑠架：サンダーーー！！
ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ!!!!
ﾊﾞﾁｯｰｰｰｰｰ!!!!
俺達は放たれた雷を身体能力でかわしてく。
……はずだった。
瑠架：…………
瑠姫：…………ラビット。
俺達の目の前に表れたのは、４羽の兎。
あれ？この兎、どっかで見たような……
ﾄﾞｶﾞｧｰｰ!!!
音室姉弟：！！！
瑠姫：姉さん！！
瑠架：くっ……！！(ﾊﾞｯ ｽﾞｻﾞｯ
かろうじて飛んできた流星ブレードを、バク転してかわす姉。
流星ブレード？
晴矢：ヒロト？
ヒロト：俺じゃないよ。
てことは……
風介：来たみたいだな(微笑
流星ブレードが飛んできた方向を見ると…
翔太：良かった、間に合った！
優希：翔のラビットはやっぱ早ぇなw
星奈：ヒロ兄！！
星奈達が走ってこちらに向かってきていた。
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作者名：涼水かな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/liriuokalani1/
作成日時：2015年12月13日 1時
