Aグループ莉音の秘策 莉音side ページ15
莉音：チッ。
零音：まさか本当に一人で止めるなんて……
鈴音：俺の能力を甘く見るな。
莉音：言うだけのことはあるな。
零音：でも、２対１じゃ、やっぱり不利だと思うな。
莉音：だな。
鈴音：懲りねぇな(ｼｭﾝ
２人：！！
ﾊﾞｷｯ‼
零音：ぐはっ！！(ﾄﾞｻｯ
莉音：零音！！テメェ…！！
鈴音：ボールばっか見てると痛い目みるぜ？
桜庭は零音を蹴りで飛ばした。
確かにボールばっか見てらんねぇな。
莉音：零音、大丈夫か！？
零音：ぐっ……このくらい、平気さ。
直に蹴られて大丈夫なんてないだろ……
第一、あの威力のシュートを打つ化け物だ。
直に蹴られたらタダじゃ済まねぇだろ。
莉音：零音、少し休んでろ！こいつは俺がなんとかする！
零音：莉音……
莉音：なぁ、お前FWなんだろ？
鈴音：あぁ。
莉音：俺と１対１で純粋に力勝負しようぜ(ﾆﾔｯ
零音：！！
鈴音：へぇ……正気か？
莉音：もちろん。
零音：だめだ、莉音！！そんなことしたら……！！
莉音：俺はメロディオンの中でもパワーは１、２を争うんだ。負けるかよ。
鈴音：理解に苦しむな。さっきお前らは、二人がかりで俺と同等のパワーだった。なのに、１対１を挑むとは。
莉音：わりぃが、俺はテメェに負ける気はねぇからな。
零音：莉音、何を考えてるんだ……
莉音：安心しろって。勝つのは俺さ。
そうだ、勝つのは俺だ。
なぜなら俺には……あの技があるから。
この俺があの程度のパワーに負けるかよ。
Aグループ勝負開始 零音side→←Bグループ琴音の裏切り 翔太side
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作者名：涼水かな | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/liriuokalani1/
作成日時：2015年12月13日 1時
