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そう、その案とは…
「ひどいよケイト…ひっく…」
「！！！？」
泣き落とし作戦！！！！
事前に袖の中に仕込んでおいた目薬が役に立ったぜ！あとはごしごしっと強く擦れば…あーら不思議！僕ちちゃんの可愛い可愛い泣き顔が完成だよ♡
…え？しょうもないしそのまんまだって？
うるせー！俺にはこんな方法しか思いつかなかったんだよ！！
さーて、ケイトくんはどんな反応をしてくれるかな〜？？
ちらりと腕の隙間からケイトを見ると案の定泣きそうな不満そうな、色んな感情がてんこ盛りの顔をしていた。
そんな顔しててもケイトは可愛いよ(((
「う…………分かった。けーくん帰る」
悲しそうな顔をしたケイトはん！と手を出してきた。
え、何その手。舐めてもいいよってこと？あ、じゃあ遠慮なk(((
というのは冗談冗談。
「？何？」
そう返すとケイトは俺の手をぎゅっと握りしめた。
ん？？？？？？
「帰ってあげる代わりに手繋ぐの」
ね？と上目遣いで尋ねるケイト、そしてそれをみた俺は無事鼻血を出しながら家に帰りましたとさ、めでたしめでたし☆
「たっだいまー母さん！」
「あひゃ、おふぁえり〜。ふくえのうひぇにあっはおふぁしふぁべちゃったふぁらふへぇ〜」
訳:あら、おかえり〜。机の上にあったお菓子食べちゃったからね〜
「はぁ！？俺楽しみにしてたのにー！！！！」
おやつも無事母さんに食べられていたとさ、マジキレたい。
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作者名：ギョウザの皮 x他1人 | 作成日時：2020年5月31日 22時
