どうも、戦勝品です【2j3j】

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私と刀也さんはいよいよ、
今日の目的であるクラブへと入った




受「いらっしゃいませ、剣持様」



剣「どうも、早速ですがオーナーを呼んでもらっても？」



受「畏まりました、少々お待ちください」




刀也さんは慣れた手つきで受付を済ませ、
ここのオーナーを待つために中へと足を運んだ




私は初めて入る空間に
思わず周りをキョロキョロと
見回していた



辺りには煌びやかな衣装を纏う女性や
姿を綺麗に整えた男性が
ダンスを踊ったり、お酒を嗜んだり、
ゲームをして楽しんでいた




剣「………もしかして、クラブ初めてですか？」



『当たり前ですよ、私が住んでいた所は
　こんな建物はなかったので…………。
　それに比べて刀也さんは慣れていますよね』



剣「まぁ、外交官の仕事がない時は
　 街の様子を観光したりするんで、
　 どの店がどんなマナーなのかぐらいは
　 大体把握しているんですよ」
　



『成程……』





少し刀也さんと雑談していると
奥の部屋からオーナーと思われる人物が見えた




オ「いや〜剣持様！ようこそおいでくださいました！！
　 ………して、そちらにいる方は？」



剣「僕の連れですよ、初めての様なので
　 色々と教えて貰えると助かります」



オ「そう言う事でしたら！………おい！！
　 そこにいるお前！こっちに来て相手をしてあげなさい！」







オーナーはそこら辺にいた綺麗な女性を呼び、
私の元へと呼んだ






剣「それでは、僕達は別の部屋に移動しましょうか」


オ「そうですね！スイートルームをご用意しております！
　 どうぞこちらへ！！」


『…………え！？刀也さん！？』







合同任務みたいな感じじゃないの！？


私をこの女性と一緒に置いて、
自分はオーナーと話をつけてくるって事？





すると、刀也さんは
予想外の事に戸惑う私の手のひらに
他の人からは見えないようにインカムを置いた



そして、私にしか聞こえない声で
耳元で話す




剣「何かあったらこのインカムから指示します
　 指示があったら、すぐに行動に移して下さい
　 分かりました？」


『…………！！……分かりました』


剣「では、僕は行って来ますね。
　 短い時間でしょうが、クラブ、楽しんで」




そう言って刀也さんは踵を返して、
オーナーと一緒に奥の部屋へと行ってしまった





さてと、私は…………




女「………じゃあ、一緒に飲みましょう？」






これをどうにかせねば

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