どうも、戦勝品です【2j3j】

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剣「何を戸惑うことがあるんですか？
　 僕の方が年下なのに年上の貴方が、
　 様付けで呼ぶなんておかしくないですか？」



『いや、でも立場が違いすぎて……』



剣「じゃあ、上司命令です、呼び方を変えて下さい」



『じょ、上司命令………』



剣「まさか、逆らうんですか？」



『い、いえ……分かりました』



剣「それでいいんですよ」







流石NJSJ国の外交官

自分の立場を上手く使い分けている……








剣「それじゃあ、まずは様付けを止める所からですね
　 様付けは今後禁止ですよ」



『………では、これからは何て呼べば』




剣「そうですね………」








剣持様は少し考えて、
思い付いたのか、私を見て
悪い笑みを浮かべた










剣「"刀也"はどうですか？」



















　



















『却下でお願いします』




剣「ツレないですね」










何を言っているんだ！？この人は！？

いきなり名前呼び捨てさせるとか！？




流石に無理無理無理無理！！









私の返事に文句を言いながらも
なんだか剣持様は楽しそうだった





『何か……面白がってません？』




剣「いや〜なかなか良い反応をしてくれるんでね」








剣持様の返しに
若干イラつきながら、
私は自分なりの妥協案を出した






『では、せめて"剣持さん"はどうですか？』




剣「"刀也さん"なら良いですよ」



『んえ？』



剣「はい、repeat after me」




『…………刀也、さん』




剣「はい、これからはそれでお願いしますよ」





『えぇ！？』









何か決まっちゃった！？


剣持様から刀也さんに飛び級した！？






あまりの決定のスピードの速さに
驚き、戸惑っている私を、
剣持様………刀也さんは、ニコニコしながら
上機嫌で眺めていた



















剣「…………これで、周りより一歩リードかな」



















『………？どうされました？』




剣「いえ、何も。ほら見えて来ましたよ。
　 あれが噂のクラブです」










刀也さんが指を挿した方を見ると、
ネオンライトが怪しく光り、
"クラブ＝マジェスティ"と書かれた看板が立つ、


今日の任務を遂行するクラブが見えた

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