どうも、戦勝品です【2j3j】

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独特な言い回しで銀髪の人物が話し始めると
先程まで驚いたり困惑していた方達の雰囲気が
変わり、緊張が走る






葛「まず、俺は葛葉な。種族は吸血鬼。
　 この国の総統をしている」







総統様が簡単に自己紹介をして
私を睨みながら話を続けようとすると、
横から軍服を着た優しい笑みを浮かべる方が
総統様の話を遮って自己紹介を始めた






叶「葛葉ぁ〜、挨拶雑過ぎない？
　 あ、僕は叶って言いま〜す。参謀やってま〜す。
　 よろしくね、Aちゃん♡」



　

葛「あのなぁ、俺は何度も反対したんだからな！
　 それなのに無理矢理押し切りやがって！
　 俺は断じて歓迎してねぇからな！」





叶「えぇ〜、だって気にならない？
　 あんなクソボロ国家のA国をたった一人で
　 持ち堪えさせている女の子だなんてさぁ」





葛「だとしてもだわ！！」





？「あ〜あ、始まった……」






総統様と参謀様の言い合いが始まってしまい、
あっという間に部屋から緊張感が解けていった





他の幹部の方々は慣れているのか
余計な口出しや、止めたりはせず
ただため息をついて呆れているだけだった








ていうか、やっぱり
総統様が私を睨んでいたのは
歓迎してなかったからか




参謀様も総統様の反対意見を押し切って
実行させるなんて、中々に肝が据わっている方だな







イ「んじゃあ、あの二人は置いといて俺からな
　 俺はイブラヒム、主に拷問とかやってるかな？
　 俺は割と歓迎してたから何でも聞いてね」
　





まだ言い合っている二人を置いて
他の幹部の方が自己紹介を始めた




イブラヒム様は褐色の肌に合う
胸元が開いた豪華な服を着ていて、
雰囲気がとても穏やかなそうな人だ







加「私は加賀美ハヤトと申します。元々は代表取締役社長をしておりましたが
　 剣持さんからスカウトされて、今はこの軍の武器等を作っています。
　 私も歓迎しておりましたので色んな話を聞かせてくれたら嬉しいです。」






加賀美様はカチッときたスーツに
礼儀正しい態度で紳士に対応してくれる


頼り甲斐がありそうな方だ





ア「はいはい！俺はアクシア・クローネ！Aちゃんが来るの、
　 めちゃめちゃ楽しみしてたんよ！仲良くしてね！」




アクシア様は明那様のように元気で
余程楽しみだったのか飛び跳ねながら自己紹介をする


青と黒を基調とした戦闘服にマントといった組み合わせが
とても似合う人だった

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