アイドルの恋愛ウラ事情。3

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「………え？………りょうすけっ！？？？」









「おい！！山田っ！！山田！！！」









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今までに見たことの無いくらい、
焦る表情を見せながら、こっちへ駆け寄ってくる









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あ「大ちゃん……知念くん………山田さんがっ…」









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私がもっと早く止めていたら、

どんなに罵倒されてもしつこく止めていたら………









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2人の顔を見て、

余計に視界が歪んで、

熱い涙が何度も頬に流れる









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大貴「……とりあえずっ、山田運ぶぞ！！！」







侑李「涼介っ！？聞こえる？？？」






涼介「…………………………………」









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どんなに2人が声をかけても、
何にも返事しないんだ、、









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本当に取り返しのつかない事になってしまったら
どうしよう









大貴「知念！！１回山田抱え込めるか？」





侑李「うん………涼介…！！しっかりして？」









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知念くんが山田さんを抱え込むようにし、
重たくのしかかった山田さんの体が、
ゆっくりと離れていって、









それでもまだ、

私の体は重たく苦しい









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あ「山田さんっ！！！」









やっと起き上がることが出来て、
もう一度名前を呼んでみるけど、









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汗びっしょりかきながら、
少し顔を歪めながら目を閉じたまま









反応はない









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怖い、









大貴「おい！しっかりしろ！！」








あ「…………………………っ」









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怖い、、、









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