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侑李「Aだめだって…」
あ「もう限界です、いやもうとっくに限界通り越してますけど。」
雄也「こらAっ……………だめ…!」
あ「離してくださいっ、何が何でもあの人にぶつけなきゃ気が済まないんですっ………!!!」
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あとちょっとでドアノブに手をかけられる所まで来てるのに、
必死にしがみつかれ、
そりゃ7人の力になんて勝てるわけない
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大貴「Aほらこっち向いて」
そんな中、
大ちゃんはなだめるように私の肩をさすった
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大貴「俺らはAとずっとこれからも頑張っていきたいの、Aが必要なの、いなくなって欲しくない。」
あ「…………………………………」
大貴「だから行かないで、俺らでどうするのが最善かもっかい考え直すから。」
みんなが後ろで頷いてる
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あ「…………………………うれしい。」
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正直最初みんなと会った時は
私を必要としてくれる日が来るなんて
思ってもみなかった、
それが今、
目の前で、私を必要だと言ってくれている
こうやってみんなが必死に辞めさせられないよう
止めてくれている
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あ「ありがとうございます」
嬉しい
嬉しくてたまらない
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だけど、
あ「でも私なんかより山田さんの存在は比べ物にならないくらい大切で大きいです。」
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そんなこと言ってる場合じゃない
たしかに私だってこれからもっと
みんなと一緒にいたい
私の手で守れるような大きい人になりたい
だけど私じゃまだまだ力不足だ
私以上に優れてる人、マネージャーに向いてる人なんて探せばどこにだっているんだ
こんな平凡な私にも、
私にしか出来ないことは必ずある
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あ「山田さんを少しでも楽にさせる事ができるなら、辞める覚悟で立ち向かいます。」
山田さんを守れるなら、
社長にだって歯向かってみせる
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呆気に取られたみんなの顔を背に、
勢いよく飛び出した
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涼乃(プロフ) - 涼莉さん» コメントありがとうございます!嬉しいです、どうか、完結までお付き合いください! (2021年5月25日 11時) (レス) id: d580f0ae08 (このIDを非表示/違反報告)
涼莉 - 続き、気になります! (2021年5月23日 1時) (レス) id: 1397ff3e83 (このIDを非表示/違反報告)
涼乃(プロフ) - 粕亜さん» コメントありがとうございます!なんと嬉しいお言葉(;;)もうそんなこと言われたら張り切ってドシドシ更新しちゃいます!!笑どうか完結までよろしくお願いします!! (2021年5月18日 21時) (レス) id: d580f0ae08 (このIDを非表示/違反報告)
涼乃(プロフ) - かおりさん» コメントありがとうございます!嬉しいです(;;)ドキドキさせられるような作品にしていけるよう頑張りますので、是非是非完結までよろしくお願いします!!! (2021年5月18日 21時) (レス) id: d580f0ae08 (このIDを非表示/違反報告)
粕亜(プロフ) - 評価が1回しか押せないのが悔しい!10超えて100あげたいぐらいこの作品好きです!更新楽しみにしてます!! (2021年5月18日 18時) (レス) id: ceb1dd9914 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼乃 | 作成日時:2021年4月14日 19時