アイドルの恋愛ウラ事情。3

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滝沢「マスコミにバレたらどうすんだよ……」









だけど、
熱くなってる私とは裏腹に、



平然と社長は私に迷惑そうな顔を向け、
ため息をついた









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あ「……………………へ？」









社長は本当に初めて会った日から
何を考えてるかわからない、









ずっと壁を感じる









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滝沢「それにただの疲労だから、少し寝ればすぐ回復するって。」









その壁はどんどんどんどん
大きく分厚くなっていく









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滝沢「山田が倒れたなんて世間に知られたらどうなると思う？それに今日の歌番にはちゃんと出てもらわなきゃ。」









言葉を失った









この人は何を言ってるんだろう
さっきから平然とイカれた発言ばっかしてる









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1歩私の方へ近寄り、









滝沢「波星にはまだ難しいか、芸能界の事なんてさ、」









また、子供を扱うかのように、
頭を雑に撫で、









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滝沢「とりあえず様子を見よう、山田顔真っ赤だから一旦冷やしてやって。」









他のスタッフさんに、
山田さんの看病をするよう命令する









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信じられない、この人
山田さんをなんだと思ってるの？









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あ「返してください、私は山田さんのために救急車呼びます！！！！」









黒いスーツの大きな背中にしがみついて、
必死にスマホのあるポケットの中を探ろうとした









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