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少しだけお母さんと、
お姉ちゃんの遺品の整理をして、
ホコリだらけの私の部屋も掃除して、
また来るね、そう伝えた
お母さんは優しく微笑んでた
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家に着いたのは、
もう空がオレンジに染っている頃で、
「お前…………何してんだよ。」
今1番会わなくちゃいけなかった人は、
私の玄関の横でうずくまっていた
もちろん人間の姿で
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あ「ずっとここにいたの?」
涼「7時半って約束しただろ、それに1人でウロウロすんなよ。」
あ「…………ごめん。」
夜中に家に帰ることを決めて、
彼の約束まで頭が回ってなかった
こんな時間までずっと待たせてたなんて
さすがに申し訳ない。
涼「無事だからよかったけど…で、何してたの?」
彼の視線の先は、
私の斜め下で、
表情が一気に強ばった
涼「それ…………千世の…。」
赤のバッグを見て、
頭が追いついてない様子でこちらを見たので、
頷いた
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涼「…なんでAが持ってんの?」
あ「お姉ちゃんの部屋のベッドの下から出てきた」
夕日が私たちを照らす
あ「………入って。」
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涼乃(プロフ) - ほのさん» ほのさんありがとうございます!完結まであとちょっとですので是非最後までお付き合いください!! (2021年3月4日 0時) (レス) id: d580f0ae08 (このIDを非表示/違反報告)
ほの(プロフ) - 続きがきになります、続編たのしみ!!! (2021年3月3日 23時) (レス) id: 9be55037a1 (このIDを非表示/違反報告)
涼乃(プロフ) - れっしーさん» れっしーさんありがとうございます!!完結までお付き合い頂けたら嬉しいです(;;) (2021年3月3日 9時) (レス) id: d580f0ae08 (このIDを非表示/違反報告)
れっしー - とても面白いです!これからも頑張ってください! (2021年3月1日 16時) (レス) id: aa496b1864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼乃 | 作成日時:2021年2月15日 22時