94 ページ45
・
あ「………………こない。」
公園の時計の針は、
22時をさしていた
涼介の温もりはもう無くて、
冷たい夜風が痛いほど肌を刺す
こんなに孤独を感じたのは久しぶりだ
涼介に会いたい
・
・
・
・
はあ、っと吐いた息が
白くなって切なく消えていく
その瞬間______
・
・
・
・
____カツカツカツ
あ「…………っ?」
遠くの方から足音が、
ゆっくりゆっくり、
近づいてくる
・
・
・
・
そーっと後ろを振り返ってみるも、
暗闇のせいで何も見えない
鼓動が加速していく____
その足音はどんどん近づいていって、
…止まった。
・
・
・
・
微かに見えるのは黒いブーツを履いた男
私は息を飲んで、
ただ見つめていた
暗闇の中から現れたのは______
・
・
・
・
「……ごめん待たせて。」
あ「急に呼び出してごめん。」
いつもの明るさを失い、
顔を強ばらせた
裕翔だった。
・
307人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涼乃(プロフ) - ほのさん» ほのさんありがとうございます!完結まであとちょっとですので是非最後までお付き合いください!! (2021年3月4日 0時) (レス) id: d580f0ae08 (このIDを非表示/違反報告)
ほの(プロフ) - 続きがきになります、続編たのしみ!!! (2021年3月3日 23時) (レス) id: 9be55037a1 (このIDを非表示/違反報告)
涼乃(プロフ) - れっしーさん» れっしーさんありがとうございます!!完結までお付き合い頂けたら嬉しいです(;;) (2021年3月3日 9時) (レス) id: d580f0ae08 (このIDを非表示/違反報告)
れっしー - とても面白いです!これからも頑張ってください! (2021年3月1日 16時) (レス) id: aa496b1864 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:涼乃 | 作成日時:2021年2月15日 22時