嘘みたいなお話

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《颯太side》






それから数分がたって、夏喜くんが電話から帰ってくる。





その後マスターも、カウンター奥から出てきた。









マスターは、仕事が終わったAちゃんにミルクティーを作りながら、しばらく4人で話す。








マ｢そういえばAちゃんっ、

こないだ来た男の子とどうなったの？｣





『こないだ、、


勇征くんのことですか？』






マ｢あ〜！そんな名前だったかも知れない！｣







いきなり出てきた勇征くんの名前に、コーヒーを飲んでいた手を止める。





いやどうなったの？ってどういうこと、。







堀｢なに勇征もここ知ってるの？！｣





『らしいです、笑


こないだここに来ていただいて、』






マ｢すごく楽しそうに話してたんだよ〜。


てっきり付き合ってるのかと思ったくらい。笑｣





『そんな恐れ多いですよ！笑』







は、





楽しそうにって、








まぁそりゃ勇征くんとだって楽しく話すよね。




俺だけに楽しく話すわけないし。







てか付き合ってるくらいって、どんだけ楽しそうに話してたんやし。









あぁ、なんか調子狂う。

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