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第64話 ページ20

泣き叫ぶAに、女は手を向ける。


「異能力【闇夜】」


先ほどまで、泣き叫んでいたのが嘘かのように、Aが黙る。


「手前ェ、Aに何をした!?!?」

「異能を掛けただけよ。だって煩いもの。私は今から、貴方達と話がしたいの。」

「話って何かい?出来るだけ手短に頼みたいのだが」

「ねぇ、貴方達?この、神代譲羽のモノにならないかしら?」

「「ならない!」」

「チッ、、使えない、!」


中原と、太宰は、一斉に走り出す。
中原が蹴りを仕掛けに行くと、譲羽は手を前にかざす。譲羽は、蹴られると同時に、中原に異能を掛けた。
動かなくなった、中原に太宰は疑問を持つ。


「キャハハ、アハハハハ!!これで、彼は私のモノよ」

「中也!?」

「へぇ、この子中也って言うのね。さぁ、中也?私を護って?そして、彼も私の元に連れてくるのよ!」

「、、、、」


ゆっくりと、中原は、太宰に向き直る。
いくら、幹部と言っても太宰は、体術では中原には、勝てない。
避けるのが精一杯だ。太宰が異能を発動させるには、相手に触れなくてはいけない。


「ッチ、、部が悪すぎる。はぁ、しょうがない。私からも仕掛けるしかないか」


中原は、太宰の蹴りや、殴りを軽々と避けていく。そして、中原は、太宰の腹に殴りを入れる。その力によって、太宰は吹っ飛ぶと思われたが、太宰の手にはしっかりと中原の手が掴んであった。


「異能力【人間失格】」


太宰と、中原を中心にあたりが光る。


「っ!!なんなのよ、!クズ!!行くわよ」

『はい、お母様』


光が収まった時、中原は元に戻っていた。


「っ、悪い」

「仕様がない。彼女が、精神操作系の異能力者だとは、思っていなかった」

「あぁ、、。」

「そんなことよりもだ。Aが連れて行かれた。護ると散々言ったのにこれだ。早く取り戻すよ」

「あぁ」

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設定タグ:文スト , 文豪ストレイドッグス , 太宰治   
作品ジャンル:アニメ
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リア - こんにちは!読ませていただいてます!中也と治とのお昼寝の所が好きです!気がついたのですが・・・79話の「四回の探偵社に乗りこんじゃいますからね?」の「四回」は「4階」の気がします^^;確認よろしくお願いします! (2017年10月18日 16時) (レス) id: 9811c2c9c9 (このIDを非表示/違反報告)
きさら(プロフ) - 灰白さん» ご指摘ありがとうございます。確認してみたところ、話の流れは76話に繋がっているので、そのまま読んでいただけるとありがたいです^_^; (2016年10月11日 7時) (レス) id: a748eba6a2 (このIDを非表示/違反報告)
灰白 - 74話と75話同じではありませんか? (2016年10月11日 7時) (レス) id: 0dc59226cf (このIDを非表示/違反報告)
C.B.cat(プロフ) - お嬢さん» いえいえ!コメントありがとうございます。そうです!SIRE Nです。あのシリーズが好きで内容等、一部借りました^_^; (2016年7月26日 22時) (レス) id: a748eba6a2 (このIDを非表示/違反報告)
お嬢(プロフ) - 夜遅くに、スミマセン。元にしてあるホラーゲームとはSIRE N ですか?間違っていたらスミマセン。 (2016年7月26日 22時) (レス) id: d7c20e6975 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:C.B.cat | 作成日時:2016年6月13日 15時

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