第60話 ページ16
中也に起こされて、私が起きた時、Aは目を覚ましていた。
「やぁ、おはよう。Aちゃん」
『おは、よう？』
いつのまにか、中也と打ち解けたのか、これであってる？と言ってるかのように、中也を見る。中也は、あぁ、とだけ返して私の方を見てきた。
「太宰。どうする？」
「どうするもなにも、、行くしかないだろう」
「じゃあ、早く行こうぜ」
「Aちゃん、おいで？そこの小さい奴は、先に行って案内をしてくれるから」
『ん』
「よし、いい子だ」
私の前に来た、Aを抱き上げる。やはり、年相応とは、言えないほどに軽い
「Aちゃん。ご飯はちゃんと食べているのかな？」
『ごはん？、、、お日様が三回上がったら一回ごはんたべれる。」
「3日に一度ってことかい？」
Aは、首をかしげる。
時間の概念をAは、知らなかったのだ。きっと、他のことも知らないのだろう。
「Aちゃん、私たちと一緒にくるかい？空腹に倒れることもない。君な知らない外の世界を教えてあげよう」
『外、？、、行く！』
目をキラキラとさせて私たちを見るAに、どうしようもなく愛らしく感じた。保護欲というのかな。私、いや、私たちは、Aを護らなくてはと思ったのだ。
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リア - こんにちは！読ませていただいてます！中也と治とのお昼寝の所が好きです！気がついたのですが･･･79話の｢四回の探偵社に乗りこんじゃいますからね？｣の｢四回｣は｢４階｣の気がします^^;確認よろしくお願いします！ (2017年10月18日 16時) (
レス) id: 9811c2c9c9 (このIDを非表示/違反報告)
きさら(プロフ) - 灰白さん» ご指摘ありがとうございます。確認してみたところ、話の流れは76話に繋がっているので、そのまま読んでいただけるとありがたいです^_^; (2016年10月11日 7時) (レス) id: a748eba6a2 (このIDを非表示/違反報告)
灰白 - ７４話と７５話同じではありませんか？ (2016年10月11日 7時) (レス) id: 0dc59226cf (このIDを非表示/違反報告)
C.B.cat(プロフ) - お嬢さん» いえいえ！コメントありがとうございます。そうです！SIRE Nです。あのシリーズが好きで内容等、一部借りました^_^; (2016年7月26日 22時) (レス) id: a748eba6a2 (このIDを非表示/違反報告)
お嬢(プロフ) - 夜遅くに、スミマセン。元にしてあるホラーゲームとはSIRE N ですか？間違っていたらスミマセン。 (2016年7月26日 22時) (レス) id: d7c20e6975 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：C.B.cat | 作成日時：2016年6月13日 15時
