他 殺少女は幸せになんてなれません【獄都事変】

( ¯･ω･¯ ) ページ11

そして速攻Uターンをして走る！









｢お待ちください〜車内では走らないでください〜｣









『ははっ、主人公特権というものがあってだな！！』









しかし相手も速いな……ついに、先頭車両にまで来てしまった。









……………あ









外へのドアが開いている。









距離を詰められる。なたを振りかざす猿夢の脇腹を蹴っ飛ばす。









開いているドアから放り出される猿夢。そして、何かが潰れる音がする。









｢人殺し〜人殺し〜｣









『テメーらは人じゃねぇだろが！！』









怒号を上げる。あと一人いるんだろう。つくづく面倒くさい妖怪だ。









さて、元の場所に戻るか………。









元の場所に戻ると、さっきは無かったドアがあった。それに躊躇いもせず手をかけて、僕はドアノブをひねった。









………………次は廃病院かよ。









さっさと殺したいところだけど………………。









すると視界の端に猿夢の影がチラと映った。









『………………………………みつけた』









自分自身がいま狂気に飲まれてることなんて、気づくヨシもなかった。

夢主ちゃんマジ悪魔→←|ｵﾌﾄｩﾝ|┗( ˘ω˘ )┓三

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